電車や街の中でBluetooth搭載のワイヤレスイヤホンを装着して音楽を楽しむ、という光景をよく目にするようになった。左右がケーブルでつながっている一体型であれば、コンビニのレジでちょっと外して首に掛けておくことができ、左右が分離した分離型(完全ワイヤレスイヤホン)であれば、ケーブルの煩わしさがなく圧倒的なストレスフリーだ。

 さまざまなメリットをユーザーが認識し、ワイヤレスイヤホンはBluetooth非対応のワイヤードイヤホンと比べて圧倒的な売れ行きをみせている。全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」によれば、ワイヤレスイヤホンの販売は、1月から11月まで全て絶好調。前年同月比で2倍以上を記録した月もある。
 
ワイヤレスイヤホンの前年同月比推移

 一方、ワイヤードイヤホンは前年割れしている。1月から11月まで全ての月で前年同月比10%以上の減少という状況だ。
 
ワイヤードイヤホンの前年同月比推移

 完全ワイヤレスイヤホンで最も売れているのは、アップルの「AirPods」。
2018年11月におけるワイヤレスイヤホンの機種別販売台数シェアで、13.4%を獲得した。BOSEの「SoundSport Free wireless headphones」も人気を博している。左右一体型のワイヤレスイヤホンでは、ハーマンインターナショナルの「T110BT」やソニーの「WI-C300」などが売れ筋だ。

 12月25日はクリスマス。しかも、今回は「平成最後」ということで感慨もひとしお、という人もいるのではないか。子どもも大人も楽しみの一つが「プレゼント」。渡すタイミングは、クリスマス・イブが最適だ。

 ただ、「プレゼントで何を渡すか、まだ決まっていない!」という場合、注目を集めていることを踏まえてワイヤレスイヤホンが適しているといえよう。イヤホンは試してみて自分にぴったりのモデルが見つかるもの。24日、家電量販店などにプレゼントを渡す相手と一緒に来店して一緒に選ぶ、そのような時間を過ごすのはいかがだろうか。(BCN・佐相彰彦)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。