コズレは8月20日、子どものいる男女を対象に実施した「子育て層のロボット掃除機使用に関する調査」の結果を発表した。有効回答数は1801名。

 コズレ子育てマーケティング研究所が行ったこの調査によると、ロボット掃除機を発売する代表的企業であるA社の製品認知度は95.85%と非常に高いものの、製品所有率は11.12%と極めて低かった。

 A社のロボット掃除機を所有していない人に、その理由をたずねたところ、「価格が高いから」が58.09%でもっとも多く、「家が狭いから」(20.37%)、「本当にきれいになるか不安だから」(18.8%)、「床に物が散らかっているから」(17.89%)と続く。何よりも価格の高さが購入障壁になっているとわかる。
 

 また、子どもとの生活の中で「ロボット掃除機を使用するにあたり心配なこと」を、自由記述形式でたずねると、対子ども軸ではない用語を除けば「故障」「怪我」「清掃力」「散らかり」「衛生面」「音」に関する記述が多かった。
 

 出現頻度の高い単語に絞って分析したところ、ロボット掃除機未所有者は、「怪我」(43.08%)、「故障」(23.76%)、「清掃力」(11.42%)、「衛生面」(9.79%)の順で、ロボット掃除機の利用に対して不安を抱えているとわかった。

 さらに、末子の年齢が「妊娠期」「0歳」「1歳以上」でロボット掃除機未所有者に関して行ったクロス集計では、順位に大きな変化はなかったものの、妊娠期では「怪我」(45.15%)、0歳では「衛生面」(12.44%)、1歳以上では「故障」(29.60%)に対する不安が大きかった。

 つまり製品は認知はしているが、ロボット掃除機未所有者の心の障壁は子どもの年齢ごとに重視する点が変化しており、セグメントごとに深堀することで潜在顧客の課題に響くメッセージングが可能となるといえる。