富士フイルムは6月7日、「楽しい100歳。」プロジェクトの一環として、特設サイトを立ち上げ、現役最年長で史上最高齢104歳の長唄三味線奏者、杵屋響泉さんに密着したドキュメンタリーをYouTube上で公開した。長さは、ダイジェストの短編は2分29秒、フルバージョンの長編は11分5秒。

史上最高齢104歳の長唄三味線奏者 杵屋響泉さん

 富士フイルムが20~80代の男女600名を対象に実施した「日本人の長生きに対する意識調査」によると、国内外で「人生100年時代」が提唱されているなか、74.2%が「100歳までは生きたくない」と回答し、100歳まで生きることへの不安要素として「周りに迷惑がかかる」(73.9%)がトップに挙がるなど、日本人の長生きに対する不安が垣間見える結果となった。
 

 平均理想寿命として「何歳まで生きたいか」と質問すると、20代は78.5歳、30代は77.2歳、40代は78.5歳、50代は80.5歳、60代は83.9歳、70~80代は89.5歳と、すべての年代で90歳に届かず、若い世代ほど理想寿命は短かった。
 
100年前に亡くなった父親が残した曲を後世に伝えるために演奏会に挑戦。
とても104歳とは思えない指や手の動きに、観客は万雷の拍手を送った

 こうした調査結果もあるなかで、今回、人生100年時代をみずみずしく生きるヒントを求めて、104歳を迎えてもなお現役の演奏家として活躍する杵屋響泉さんに密着。父親への想いを胸に演奏会に挑戦し、涙し、感謝して笑顔をみせる姿を通して、歳を重ねることは決して何かを失うことではなく、「人生は、いくつになっても楽しめる」と、観た人に100歳まで生きる勇気を届ける感動のドキュメンタリーとなっている。