バッファローが社長交代、牧寛之メルコHD社長が兼任

 メルコホールディングス(メルコHD)の連結子会社でPC週機器メーカーのバッファローは4月16日、代表取締役社長に牧寛之メルコHD代表取締役社長が就任する人事を発表した。牧社長は、メルコHDの創業者で今年4月3日に亡くなった牧誠会長の長男。現任のバッファローの井上武彦社長は取締役に異動する。5月8日の定時株主総会で正式決定される。

5月8日にバッファローの新社長に就任する牧寛之メルコHD社長
5月8日にバッファローの新社長に就任する牧寛之メルコHD社長

 社長交代の理由については、経営判断のスピードアップと、経営体制の強化を推進するとともに、機構改革を通じて各事業の責任者の若返りを図るとしている。

 同日に役員と部長級人事も発表。役員は、田中辰吾取締役が常務取締役 国内営業統括担当兼コーポレート営業部長に昇任。和田学取締役が常務取締役 国内事業統括担当に昇任した。新任の役員は、矢野学氏が取締役経営管理担当兼部長、牧大介BUFFALO AMERICAS,inc.CEOが取締役海外事業担当となる。横井一紀取締役は退任する。

 部長級人事は、田村信弘氏がブロードバンドソリューションズ事業部長、松崎真也氏がデータストレージソリューション事業部長、西脇孝志氏がサプライ事業部長に就任する。


牧寛之(まき・ひろゆき)
 1980年11月15日生まれ、愛知県出身。2003年京都大学経済学部卒業、04年8月Melco Asset Management Limited 代表取締役、06年11月Melco Asset Management Pte.Ltd. 代表取締役、07年10月MAM Pte.Ltd. 代表取締役、11年6月メルコホールディングス取締役、14年6月メルコホールディングス代表取締役社長に就任(現職)