<Product Story>いびき防止デバイス Snore Circle

売るヒント

2018/03/19 17:30

 万国共通の悩みである「いびき」。鼻に貼り付けるタイプや顔全体を覆うヘッドギアタイプなど、さまざまな防止ツールがあるが、2017年に日本に上陸した「Snore Circle(スノアサークル)」はスマートにいびきを止めるデバイスとして好評を博している。人気の秘密は「効果がある」……というだけではないようだ。販売代理店のスカイ商事の金梅花 代表取締役にプロダクトのこだわりと、本気で悩みに向き合っているからこそ生まれた気遣いを聞いた。

取材・文/大蔵 大輔、写真/松嶋 優子 


「Snore Circle(スノアサークル)」(左)と「Snore Circle Smart Eye Mask」

テクノロジーの力でいびき対策
スマートな見た目も人気の秘訣


◇想いを語る人
 

スカイ商事 代表取締役 金梅花氏

(1)「音認識」と「骨伝導」でいびきをストップ

 いびきは喉の筋肉が弛緩して気道が狭くなることで起こる。物音がしたり、肩を叩かれると一時的にいびきが収まるのは、この筋肉が引き締まるためだ。「Snore Circle」はいびきの発生を感知し、イヤホンタイプは微小な音と振動で、アイマスクタイプは振動で、睡眠中に継続して筋肉の緩みを引き締める
 

「Snore Circle」がいびきを止めるメカニズム

(2)「可視化」で効果を納得

 いびきをかいていることを自覚するのは難しい。「Snore Circle」は単体でも使用可能だが、専用のスマートフォンアプリと連携すれば、睡眠状態やデバイスの効果を可視化できる。測定したいびき回数・音量・いびきを止めた回数などのデータは、日次でログをとることもできる。
 

スマホアプリで使用データを記録できる

(3)「見た目がスマート」で女性からも支持

 女性にもいびきに悩む人は多いが、これまでのいびき防止ツールは仰々しいものが多く、「装着するのが恥ずかしい」という声があった。「Snore Circle」は装着した姿が自然なので、例えば、電車内や宿泊施設で人目があるシーンでも気兼ねなく利用することができる。
 

自然な装着感で人目が気にならない

※『BCN RETAIL REVIEW』2017年4月号から先行掲載