セールス・オンデマンドが日本総代理店を務める韓国RF社の窓拭きロボット「ウインドウメイト」のコンシューマモデルが、1月24日に発表された。窓拭きロボット自体は少数ではあるが、すでに市場に出回っている。しかし、床拭きロボットと比べると、いまひとつ盛り上がりきれていない。「ウインドウメイト」は、そんな新たなカテゴリを成長軌道に乗せることができるのか。プロダクトのこだわりから市場開拓の可能性を探った。

取材・文/大蔵 大輔、写真/松嶋 優子

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RF社 ウインドウメイト RTシリーズ
(WM1000-RT10PW/RT16PW/RT22PW/RT28PW)


“磁力”が起こしたブレイクスルー
簡単・安心の訴求で窓拭きを身近に


◇想いを語る人
 
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セールス・オンデマンド 執行役員 事業本部 本部長 小野寺英幸氏

(1)キーテクノロジーは「磁力」

 二つのユニットに備わった永久磁石の成果は、窓内外の同時清掃だけではない。従来の窓拭きロボットは「固定+駆動」でバッテリを消費したが、「ウインドウメイト」は磁力で固定するので電力消費は「駆動」のみ。コードレスを実現し、設置性と使い勝手を向上させた。バッテリが切れても窓に固定されたままなので、安全性も高い。
 
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磁力で固定する

(2)万が一を想定する安全への配慮

 かつてロボット掃除機の普及に貢献したセールス・オンデマンドならではのノウハウが生きるのが、付属する「着脱落下防止ストラッップ」と「取付補助パッド」。ロボットがいくら安全でも、設置時に手が滑って本体を落下させるなどのトラブルには対処できない。手厚い配慮で万が一を心配する顧客の安心につなげる。
 
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着脱落下防止ストラッップと取付補助パッド

(3)無料配布ツールは販促効果も

 店頭や公式サイトで無料配布する「窓厚メジャー」は、最適なモデルを確認するためのものだが、窓自体に意識を向けさせる狙いもある。「窓の厚みに違いがあることを知らない人も多いのでは。接客のきっかけにもなる」(小野寺本部長)。変形ギミックがユニークで、このツールだけでも顧客の気を引けるはずだ。
 
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販促ツールも兼ねた窓厚メジャー
 
※『BCN RETAIL REVIEW』2017年3月号から先行掲載