サーキュレーターで「涼しさ・乾燥・換気」を叶える!

特集

2025/06/21 17:00

 サーキュレーターと扇風機の違いをご存知ですか?サーキュレーターは、梅雨対策や夏の準備にぴったりなアイテムです。この記事では、サーキュレーターと扇風機の違いやサーキュレーターを使うメリットを解説します。あわせて、おすすめのサーキュレーターも紹介するので参考にしてください。

サーキュレーターと扇風機の違い

 サーキュレーターは、室内の空気を効率的に循環させる家電アイテムです。小型の羽根を利用して直線的な風を起こし、その風を部屋の広範囲に送ります。扇風機に比べて、風が強い点が特徴です。

 ただし、風が強めで動作音が大きいため、涼む目的で使用するには不向きかもしれません。
 

 一方の扇風機は、風で涼を取るためのものです。風の肌当たりは、比較的ソフトといえます。風が拡散しやすい点は、デメリットといえるかもしれません。
 

サーキュレーターを使うメリット

 サーキュレーターを使う主なメリットは、次の二つです。

・除湿機と併用すれば効率よく衣類を乾燥できる
・冷房・換気・暖房効率がアップする

 それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
 

除湿機と併用すれば効率よく衣類を乾燥できる

 サーキュレーターと除湿機を併用すれば、衣類を効率よく乾燥できます。サーキュレーターの特徴は、風を広範囲に送れることです。部屋の空気を効率的に換気でき、衣類の乾燥に役立ちます。

 また、湿気を除去できる除湿機と併用すれば、衣類をさらに効率的に乾燥させることも可能です。
 

冷房・換気・暖房効率がアップする

 サーキュレーターを活用することで、冷房・換気・暖房効率が上がる点もメリットです。温かい空気は天井付近に、冷たい空気は足元に溜まる性質があります。サーキュレーターを利用して空気を循環させれば、室内の温度を均一にできるでしょう。

 その結果、冷房や暖房効率がアップするため、電気代の節約にも役立ちます。
 

【場所別】サーキュレーターを用いた効果的な換気方法

 サーキュレーターを用いた効果的な換気方法を、四つの場所別に紹介します。

・部屋
・キッチン
・クローゼット・押入れ
・洗面所・浴室

 いずれも、比較的湿気が溜まりやすい場所です。サーキュレーターを用いた換気方法を知って、効率的に換気するようにしましょう。
 

部屋

 部屋を効率的に換気したいのであれば、窓を開け、外に向けてサーキュレーターを運転しましょう。湿気が多い室内の空気を外へ効率的に放出できます。

 風の流れが乱れる首振りを使わないことも、部屋の換気のポイントです。上手に換気して、快適な室内環境を整えましょう。
 

キッチン

 キッチンは、調理による熱気と湿気が溜まりやすい場所です。換気扇を回しつつ、サーキュレーターで空気を循環させましょう。

 ポイントは、キッチン内で空気を循環させるのではなく、キッチンの外に出すイメージで一方向への空気の流れを作ることです。サーキュレーターを設置する場合、キッチンから外に向けて風を送るようにするとよいでしょう。
 

クローゼット・押入れ

 クローゼットや押入れは、どうしても湿気が溜まりやすい場所です。1日1回はドアや扉を全開にして、サーキュレーターの風を送り込むようにしましょう。

 また、多くの物を詰め込んでいると、風通しが悪くなります。この機会にクローゼットや押入れ内を片付けて、サーキュレーターによる風通しを良くしましょう。
 

洗面所・浴室

 温かい空気は上へ、冷たい空気は下に溜まります。洗面所・浴室では、サーキュレーターを床に近い位置に設置するのがポイントです。

 床と平行になるように風を送ると、下に溜まっている冷たい空気を洗面所から浴室全体へ流せるでしょう。浴室の温度が下がり、カビの繁殖を防げます。
 

冷房使用時のサーキュレーターの置き方

 冷房使用時には、サーキュレーターをエアコンと反対側の冷風が落ちる場所に設置すると空気を効率的に循環させることができます。
 

 エアコンから出た冷たい風は、天井付近を伝って直進し、壁に当たることで下に流れていきます。下りてきた冷たい風を待ち受ける位置にサーキュレーターを設置すれば、風が循環しやすくなり、室内の温度を効率的に下げられるでしょう。
 

おすすめのサーキュレーター

 最後に、おすすめのサーキュレーターを三つ紹介します。

・【山善】DCサーキュレーター YKAR-EDW15
・【モダンデコ】壁掛け式サーキュレーター yy04
・【アイリスオーヤマ】サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDI50-WH

 それぞれの製品の特徴について、詳しく見ていきましょう。
 

【山善】DCサーキュレーター YKAR-EDW15

 

 山善「DCサーキュレーター YKAR-EDW15」は、お手入れが簡単にできるサーキュレーターです。工具不要で前面や背面、羽根などを取り外し可能。ホコリが溜まったら、すぐにお掃除できます。

 DCモーターを搭載しているため、運転音も気になりません。
 

【モダンデコ】壁掛け式サーキュレーター yy04

 

 モダンデコ「壁掛け式サーキュレーター yy04」は、文字通り壁掛けタイプのサーキュレーターです。壁掛け式のため、小さな子どもがいる家庭やペットがいる家庭でも安心して使えます。

 また、360度スイング機能を搭載。最大7時間設定できるタイマー機能や、便利なリモコンも付属しています。
 

【アイリスオーヤマ】サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDI50-WH

 

 アイリスオーヤマ「サーキュレーター衣類乾燥除湿機 IJDI50-WH」は、サーキュレーターと衣類乾燥除湿機が一体になったタイプです。除湿と送風を一度に行えるため、梅雨時期の衣類乾燥にはもってこいといえるでしょう。

 除湿方式では、デシカント式を採用。梅雨時期はもちろん、冬の結露対策としても効果を発揮してくれます。
 

サーキュレーターのメリットを理解して活用しよう

 サーキュレーターを活用することで、冷房・換気・暖房効率がアップします。電気代削減につながるのはもちろん、除湿機と併用すれば効率よく衣類を乾燥できるでしょう。

 室内を効率的に換気する際には、場所に応じたサーキュレーターの設置位置があります。梅雨や夏に向けてサーキュレーターの購入を検討している場合は、ぜひこの記事を参考にして製品選びに役立ててください。
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