総合家電卸の小泉成器は1月18日と19日の2日間、東京・品川で春の商談会を開催した。

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新しい販売手法を訴求する小泉成器

 家電量販店などディーラー向けに、自社のPB製品や販売パートナーを組む取引メーカーの新商品を紹介しつつ、一つの商品について切り口を変えた新しい販売手法を披露した。

 例えば、2017年12月に累計出荷台数100万台を超えて、同社のロングランのヒットとなっている「リセットブラシ」は、音波でブラシの先端が微細に振動して、静電気を抑制しながら髪の絡まりを解く製品として人気だ。
 
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累計出荷台数100万台を超えた「リセットブラシ」。
写真はマイナスイオン搭載の「KBE-2400」

 ヘアブラシは、家電量販店の理美容コーナーにドライヤーなどとセットで展示するケースが多い。だが、他社製品を並べて陳列するだけでは、品揃えの豊富さはアピールできても、価格とスペック比較が主軸の単調な売り場になってしまう。ターゲティングも、「女性」という大雑把なものになりがちだ。

 小泉成器の新しい販売手法では、一つの製品を年齢層や家族の形態、製品を使うシーンや目的などに分類した売り場を提案する。

 リセットブラシのケースでは、メタルピンの根本からエアクッション効果が得られることからブラッシングと一緒に頭皮ケアができる点をアピールしたり、絡まりやすいウィッグのメンテナンス利用を提案したりして切り口を変えている。

 また、ブラッシング時の静電気が抑制できる点を利用して、髪の毛が細い子どものお風呂上りのブラッシングを訴求。親子でコミュニケーションをとる時間の大切さをアピールする。

 小泉成器の商談会では、一つの製品でも、消費者の利用シーンの数だけ、提案の切り口が豊富にあることを示してした。