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ヤマダS×Lの新社長に宮原取締役、17年2月期の業績下方修正で

経営戦略

2017/01/12 15:24

 ヤマダ電機の子会社で住宅事業を担うヤマダ・エスバイエルホームは1月11日、新社長に宮原年明取締役が就任する人事を発表した。3月1日に就任する予定。長野純一社長は退任する。


3月1日に就任するヤマダ・エスバイエルホームの宮原年明新社長

 宮原氏は2005年にヤマダ電機に入社。12年6月に執行役員常務に就任し、翌13年3月から、ヤマダ・エスバイエルホーム(当時エス・バイ・エル)に専務取締役営業本部長に就いた。

 ヤマダ電機は11年10月にエス・バイ・エルと資本・業務提携。翌12年6月の社名変更に伴い、ヤマダ電機の副社長だった松田佳紀氏を社長として送り込み、事業の建て直しを図った。ほぼ同時に社長の右腕としてヤマダから投入されたのが宮原氏というわけだ。

 一方の長野社長は、14年にタマホームの常務からヤマダ電機に転身。15年5月の松田社長の退任に伴い、社長の座に就いた経緯がある。

 ヤマダ・エスバイエルホームは1月11日、17年2月期通期連結の業績予想を下方修正。前期黒字だった経常利益の4億2300万円が、一転して1億円の赤字になる見通しを発表した。同じく11日に発表した第3四半期(3月~11月)の連結決算では、経常利益が5億2400万円の赤字(前年同期9200万円の黒字)だった。(BCN・細田 立圭志)