PCデポ、ソリューションサービス強化で3期連続の最高益

経営戦略

2016/05/13 18:20

 ピーシーデポコーポレーション(PCデポ)は5月10日、2016年3月期の連結決算を発表した。ソリューションサービス販売を強化した結果、営業利益は前年比139.7%の約43億1000万円、経常利益は136.2%の約43億7000万円、当期純利益は147.7%の約28億7000万円といずれも3期連続で過去最高を更新した。


PCデポの2016年3月期連結決算

 ソリューションサービス販売では、サービス販売に重点を置いた「ピーシーデポスマートライフ店」を東京都心部に計2店を新規出店した。また、格安スマホの販売とサポートをセットにした新ブランド「JUST PEICE FON」を立ち上げ、売上高は125%の約246億4000万円と順調に推移した。全体の売上高は101%の約517億8000万円だった。 

 サービス販売のスタッフ確保に伴う人件費の増加で、販管費は107.5%に膨らんだ。ただ、サービス販売が全体の売上に占める割合は、9.2ポイント増の47.6%に上昇し、売上が85.5%にとどまり、厳しい状況が続くパソコン販売とは対照的になった。売上総利益率(粗利率)は、4.4ポイント増の42.77%とさらに高い水準に達した。 

 17年3月期の見通しでは、売上高は104.3%の540億円、営業利益は114%の49億2000万円、経常利益は114.5%の50億円、純利益は117.5%の33億7000万円と見込んだ。スマートデバイスを便利に使うためのサービス需要が引き続き増加すると予想し、17年4月に「Windows Vista」のサポート終了が決まっていることも踏まえてサービスの強化を継続する。