お店に足を運ばなくても、自宅で製品が購入できるインターネット通販。とくにPC用ソフトは、実際にお店に行っても、触れたり中身を確かめられたりするわけではないので、通販を利用するメリットが大きく、人気を集めている。

 そのソフトのネット通販で注目すべきなのが、メーカーの直販サイトだ。製品ラインアップや特徴がその場で詳しくわかり、パッケージでもダウンロード版でも、その場で購入することができる。さらに魅力なのが、店頭にはない特典やサービスだ。そんなメーカー直販サイトで、独自の取り組みを行っているアドビ システムズ社の直販サイト「アドビストア」のサービスを紹介しよう。

「アドビストア」のトップページ

開発者に会えるイベントなど、メーカーにしかできない特典を用意



 アドビ システムズ社が「アドビストア」の強みとしてアピールしたいのが、「メーカーでしかできないメリットをユーザーに提供すること」(田中訓・チャネルセールス オンラインリセラーグループ部長)だ。

 その一つが、サイトでの購入者を対象にしたキャンペーンだ。例えば、最新ソフト「Adobe Creative Suite 5(CS5)」では、サイトで商品の購入者を対象に「5大特典プレゼントキャンペーン」を行っている。

 CS5は、5月28日から提供が開始される。CS5ファミリーは、今年20周年を迎えたプロ向け画像処理ソフト「Photoshop CS5」や「Illustrator CS5」などの単体14製品、Webデザイナー向け「CS5 Web Premium」、DTPデザイナー向け「CS5 Design Premium」ならびに「CS5 Design Standard」、映像クリエイター向け「CS5 Production Premium」、すべてのソフトが入った統合製品「CS5 Master Collection」のスイート5製品で構成される。

 キャンペーンでは「アドビストア製ロイヤルカスタマーカード」「3ヶ月無制限スペシャルテクニカルサポート」「Photoshop 20th Anniversary オリジナルスクリーンセーバー&壁紙プレゼント」「Photoshop 20th Anniversary アイコンバッジコレクション」「Photoshop 開発者 トーマス・ノールに会える! スペシャルイベントご招待」を提供する。

「CS5」ではストア限定の5大特典キャンペーンを実施

 目玉は、Photoshop開発者のトーマス・ノールに会えるイベントへの招待。CS5を予約・購入した人のなかから抽選で80人が参加でき、サイン会も実施する。ユーザーが開発者と間近に触れ合う機会を設けられるのは、メーカーにしかできないサービスだ。
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 そのほか、「アドビストア製ロイヤルカスタマーカード」は、CS5の各製品を購入した全員がロイヤルカスタマーカードをもらうことができ、「3ヶ月無制限スペシャルテクニカルサポート」は、カスタマーカードを申請した人が3か月間、製品に付属するサポートとは別に無制限でテクニカルサポートを受けることができる。

 スクリーンセーバーと壁紙、アイコンバッジは、「Photoshop CS5」「Photoshop CS5 Extended」と、この2ソフトを含むCS5の購入者にプレゼントする。キャンペーンは6月30日まで。

「アドビストア」だけで買えるアップグレード版



 もう一つの魅力が、「アドビストア」だけで取り扱う「アップグレード版」の提供だ。ソフトは、スイート製品用の「アップグレード版C」、ソフト単体用の「特別提供版」を買うことができる。

 「アップグレード版C」は、「Master Collection」なら他のスイート製品からのアップグレード、「Master Collection」以外のスイート製品であれば「Photoshop」から「Design Premium」というように、単体製品からのアップグレードができるもの。「特別提供版」では「PageMaker」から「InDesign」のように別のソフトにアップグレードできる。

 アップグレード版の購入は、自分が持っているソフトが対応しているかを確認するのに手間がかかったり、間違った製品を購入してしまうことが少なくない。そこでアドビストアでは、各製品のサイトで、ユーザーが自分の持っているソフトがアップグレード版に対応しているか、すぐにわかる仕組みを導入している。

 例えば、「Photoshop CS5」のサイトにアクセスしてアップグレード版を選択した場合、画面の真中にソフトのバージョンを選択する項目が現れる。ここをプルダウンすると、アップグレードが可能な製品を一覧表示する。自分が持っている製品がアップグレードできるかどうか、ひと目でわかるというわけだ。

アップグレード版は対応製品が一目でわかるように工夫している

 アドビ システムズ社では、こうした機能を通じて、ユーザーが欲しい製品を的確に購入することができるように、サイトの使い勝手を高めている。この仕組みは、アドビ システムズ社のほかの製品にも使われている。
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50種類の豊富な体験版、製品版にもスムーズに移行



 メーカー直販サイトとして力を入れているのが、体験版の品揃え。約50種類のソフトをダウンロードして試すことができる。「お客様が自分のPC環境でソフトを満足して使えるのか、確かめてもらうことが大切」(田中部長)という考えで充実させている。体験版は、製品のすべての機能を無償で30日間試用することができる。

体験版ソフトのダウンロードページ。約50種類を用意

 体験版を試したユーザーは簡単な操作で製品版に移行できる。一般的に、体験版は期限が過ぎると製品版を購入しても体験版ソフトのアンインストールが必要になる。しかし、アドビ システムズ社のソフトの場合、その手間は不要。シリアル番号を購入するか、パッケージ版のシリアル番号を入力すれば、体験版をアンインストールすることなく、そのまま使うことができる。設定やウィンドウの配置も換わらない。さらに、ダウンロード版を購入した場合は、パッケージ版よりも5%安くなるというメリットもある。

ツイッターでユーザーからのつぶやきに耳を傾ける



 アドビ システムズ社は、直販サイトのサービスや使い勝手の充実を図る一方、「Twitter(ツイッター)」を使ってユーザーの声を聞く取り組みを始めている。ツイッター「アドビストア店長」で製品やサービス、サポートなどについてたずねることができる。「ツイッター経由でいただいた質問に対しては、できる限り回答していく。この場でやりとりを通じてユーザーの要望や意見をさらなるサービス向上に活かしていきたい」(田中部長)という。

アドビストアのツイッター「アドビストア店長」

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