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西武HD、「SEIBU Smile POINT」を開始 プリンスポイントから名称変更

時事ネタ

2022/02/24 17:30

 西武ホールディングス(西武HD)は、西武グループの会員サービス「SEIBU PRINCE CLUB」のポイントサービス「プリンスポイント」の名称を「SEIBU Smile POINT(西武スマイルポイント)」に変更し、2022年3月23日から新名称でサービスを提供する。
 

プリンスポイントから「SEIBU Smile POINT(西武スマイルポイント)」に

 いま保有するプリンスポイントは、3月23日以降は西武スマイルポイントとして利用でき、事前にアナウンスした通り、22年3月下旬から、プリンスホテルやエミオなどの沿線の加盟店や、4月1日以降、西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する「プリンスホテル」で会計時に1ポイント1円として1ポイントから利用できるようになる。
 
現プリンスポイントの主な加盟店

 また、「SEIBU PRINCE CLUB アプリ」にクレジットカードを登録すると、アプリだけで決済できるスマートフォン決済サービスを開始する。決済サービスの詳細は後日、アプリやウェブサイトで告知する。

 西武スマイルポイントは、JR東日本グループの「JRE POINT」、東武鉄道の「TOBU POINT(トブポ)」などと同様、鉄道利用や買い物に応じて還元するポイントになるようだ。現プリンスポイントのポイント付与率は税込110円につき1ポイント。

 出かけた先でもっとほほえみたくなるような、素敵なポイントプログラムを提供したく、ポイントの名称に「Smile」を入れたという。グループの中核会社である西武鉄道では、新たな時代に対応し、シームレスな移動・暮らしの実現を目指したサービスを今後展開していく予定。また、鉄道利用に応じ、ポイントを付与するサービスを22年度中に導入予定と予告している。
 
SBI証券と東急カードによる「クレカつみたて」が今年4月以降提供へ

 鉄道関連の新しい動きとして、東急ポイントがたまるクレジットカード「TOKYU CARD」を発行する東急カードはSBI証券と金融事業における業務提携契約を締結し、東急カードで投資信託を購入すると最大3.0%(通常0.5%)の東急ポイントを付与する「クレカつみたて」サービスを開始すると発表しており、東急に続き、ポイントをためるメリット・ポイント利用先を増やす「鉄道+カード・金融」の取り組みも増えそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)