ビックカメラ、創業の地の高崎市と「包括連携協定」

経営戦略

2021/09/16 17:30

 ビックカメラとグループのコジマは9月15日、高崎市と「包括連携協定」を結び、高崎市役所で締結式を行った。

包括連携協定を結んだビックカメラの木村一義社長(左)と
高崎市の富岡賢治市長(中央)、コジマの中澤裕二社長(右)

 高崎市は、ビックカメラの創業者である新井隆二氏が1968年3月に高崎DPセンターを設立した創業の地でありビックカメラの原点といえる。

 現在はビックカメラグループで3店舗を展開するほか、東京五輪で金メダルを獲得したことで高崎市の市民栄誉賞を受賞した選手やコーチら10人が所属するソフトボールチーム「ビックカメラ女子ソフトボール高崎 BEE QUEEN」も高崎市を本拠地に活動するなどの縁がある。
 
高崎市役所の締結式での様子

 高崎市と結んだ連携事項は(1)シティプロモーションの推進に関すること、(2)地域産業の活性化に関すること、(3)ソフトボールチーム等を活用したスポーツ振興に関すること、(4)安心・安全なまちづくりに関すること、(5)その他、本協定の目的の達成に資すること――の五項目。

 ビックカメラとコジマと高崎市のそれぞれが有するリソースを有効活用しながら、地域に便利なサービスを提供し、地域を活性化していくという。

 なお、ビックカメラにおける地方自治体との包括連携協定は初めてで、コジマにおいては静岡市、栃木市に次ぐ三自治体目となる。