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カップヌードル、“フタ止めシール”廃止 新形状のフタで代替

販売戦略

2021/06/07 18:00

 日清食品は、「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクトの一環として、プラスチック原料の使用量削減のため“フタ止めシール”を廃止するとともに、シールがなくてもしっかり止められるよう開け口を2つにした新形状のフタ“Wタブ”を採用し、6月から順次切り替える。

カップヌードルが採用した新形状のフタ

 1971年9月18日に誕生した世界初のカップ麺「カップヌードル」は、今年で発売50周年を迎えるインスタントラーメンのNo.1ブランド。2019年9月からは、「カップヌードル」を通して、地球と人の未来のためにすべきこと、できることに今すぐ取り組んでいく「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクトをスタートし、これまでに環境、防災、健康、社会、食の安全・安心、労働環境をテーマとした課題に取り組んできた。

 今回の取り組みは、廃プラスチックによる環境問題が注目を集めているなか、「カップヌードル」で採用してきたプラスチック製の“フタ止めシール”を廃止することにより、プラスチック原料の使用量を年間で33トン削減するもの。

 また、これにあわせて、シールがなくてもしっかりと止められるよう開け口を2つに増やした新形状のフタ“Wタブ”をレギュラーサイズの「カップヌードル」で採用し、6月から順次切り替えを行っていく。