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キヤノンが首位ソニーに迫る! ミラーレス一眼の最新注目モデルは?

 全国の家電量販店ECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年4月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年同月比183.0%となった。半年ぶりに100%を上回った3月に続き、前年を超えた。もっとも、昨年同月は緊急事態宣言の影響で販売が落ち込んだこともあり、市場の回復度合の見極めにはもう少し時間がかかりそうだ。


 メーカー別の販売台数シェアはキヤノンがじわじわと上げており、首位のソニーに迫ってきている。2月時点で10ポイント以上あった差は、4月時点で5.7ポイントまで縮まってきている。また、好調だった富士フイルムはキヤノンにシェアを取られる形で15.0%付近まで後退。順位では3番手のポジションをキープしている。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、ソニーの「α6400」が首位を守っている。キヤノンは、いよいよ「EOS Kiss M2」が前モデル「EOS Kiss M」を上回り、2位に浮上。α6400の最大の対抗機種として、これからトップ争いを繰り広げることになりそうだ。また、20万円を超える高級モデルながら「α7C」が5位にランクインしていることも見逃せない。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。