無料でも存分に楽しめるSpotify! 課金するメリットは?

販売戦略

2021/04/29 18:30

 月額料金だけで音楽を好きなだけ楽しめる、サブスク形式のストリーミングサービスが登場して久しい。そのなかでも代表格といえるのがSpotifyだ。実はSpotifyは無料でも使えることをご存じだろうか。有料版と比べて機能は制限されるものの、軽く音楽を軽く楽しむには十分な使える機能が備わっている。ただ、有料版も便利で捨てがたい。どのような違いがあるのか、見てみよう。

Spotifyはクレジットカードなしでも
登録できるのがうれしいところ

Spotify無料版でできること

 まずはSpotify無料版でできることを紹介する。アカウント登録だけで使えるので、お試しで使うのにもピッタリだ。

5000万曲以上が聴き放題

 Spotifyには5000万曲を超える膨大な音楽が含まれているが、無料版でもそのすべてが利用可能だ。Spotifyは海外の企業ではあるが、邦楽も充実しており、あいみょんやOfficial髭男dism、米津玄師など、最新の曲もラインアップしている。それらが無料で聴けるのは大変お得といえるだろう。
 音楽のデジタル販売では、無料で聴けるのは10秒ほどというケースもよくあるが、Spotifyでは曲を丸ごと再生可能。制限されることなく音楽を楽しむことができる。

歌詞の閲覧

 Spotify無料版では歌詞を見ながら音楽を聴くことも可能だ。音楽への理解を深めたり、カラオケの練習をしたりするのに適している。今歌っているところを自動で追いかけて表示してくれる機能もあるため、使いやすいのもうれしいポイントだ。

PCなどでのオンデマンド再生

 2021年1月のアップデートで、PC、タブレット、対応のゲーム機などで楽曲を時間制限なく好きな順で再生できるようになった(オンデマンド再生)。これまではシャッフル再生のみだったので、大きな変更といえる。なお、スマートフォンなどのモバイルデバイスでは、従来通りシャッフル再生のみの対応だ。

Spotify有料版でできること

 無料版でも十分に使えるSpotifyだが、有料版であるSpotify Premiumはさらに便利に使うことができる。有料版でできるようになることを見てみよう。

音楽をダウンロードしてオフライン再生

 Spotifyはストリーミング型の音楽サービスであり、電波の弱いところでは音楽が途切れがちになる可能性がある。また、データ通信容量をなるべく消費したくない、という人もいるだろう。そんな人たちのために、有料版のSpotifyでは聴きたい音楽をあらかじめダウンロードして再生する機能を備える。お気に入りの音楽がいつでもどこでも快適に楽しめるのは、音楽ファンにとって必須の機能といえる。

広告なし

 無料版のSpotifyは広告収入によって運営されている。このため、定期的に曲の間に広告が挟まり、時として音楽を楽しむ時間に水を差されることがあるかもしれない。有料版のSpotifyなら広告は一切なし。ただただ音楽の世界に没頭することができる。

スキップ回数無制限

 お気に入りのアルバムやプレイリストのなかにも、あまり好きでない曲が含まれていることもあるだろう。しかしながら、無料版のSpotifyをスマホで使っている場合、1時間に6回までしか曲をスキップができないという制限がある。一方、有料版ではこの制限がなく、自由にスキップ可能。聴きたい音楽にこだわりがある人にはスキップ機能が無制限のほうがありがたいはずだ。

スマホでのオンデマンド再生

 前述のとおり、無料版のSpotifyの場合、スマホなどのモバイルデバイスではシャッフル再生のみが可能となっている。これに対し、有料版ではスマホなどでもオンデマンド再生が可能だ。アーティストは1つのアルバムのなかの曲順にもこだわりを持っているという。そのこだわりをしっかり楽しめるのは有料版ならではの魅力だ。

今年後半にはSpotify HiFiもスタート

 これまでのSpotifyはAACという形式で圧縮された音楽が配信されており、CDに比べると音質の面で不利があった。しかしながら、2021年後半から「Spotify HiFi」という高音質音楽ストリーミングサービスを開始する予定だという。今のところ、料金やサービス開始日、どこの国で提供されるのかといった情報は不明だが、より音質にこだわる音楽ファンにとっては朗報といえるだろう。

手軽に楽しめる無料版、じっくり楽しむ有料版

 先述の通りSpotifyは無料版であっても機能が充実しており、気軽に音楽を楽しむユーザーにとっては十分といえる。一方で、有料版ではよりじっくり音楽を楽しみたい人のための機能が備わり、熱狂的な音楽ファンでも満足できるものとなる。どちらを選ぶかは悩ましいところだが、まずは無料版で試してみて、少し物足りないときは有料版を試すという流れがおすすめだ。(ライター・ハウザー)