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冬の換気は「暖房つけっぱなし」がおすすめ! ダイキン工業が公表

時事ネタ

2020/11/17 19:00

 冬場は寒さをしのぐために窓を閉めて暖房をつけるが、2020年は状況が異なる。ダイキン工業が20年10月に実施した調査では、「冬に家で窓開け換気をしたい」が男女529人のうち75.0%。そのうち7割以上が「コロナ対策」を理由に挙げた。そこで、同社は「冬場の換気の方法」をウェブで公開。新型コロナや寒さ、電気代の対策につながるおすすめの換気方法を伝えている。


 同社によると、冬場におすすめの換気方法はエアコンをつけたままの換気だという。ただ、暖房をつけてからすぐでは寒いまま過ごすことになる。また、部屋の温度が上がる前に窓を開けてしまうと、室温とエアコンの設定温度の差が広がり、エアコンにかかる負担が大きくなってしまうため、電気代が上がる原因にもなる。

暖房中の効率的な換気方法

 冬場の朝や外から帰ってきた際、まずエアコンの暖房を入れ、部屋が暖かくなったらエアコンを運転したまま窓を開けて換気をするのが効率的だという。タイマー機能があれば、活用するとさらに暖かく過ごしやすくなる。

 冷えた壁や床、天井を暖めておけば、窓開け換気をしても部屋の温度が下がりにくくなり、換気後も快適に過ごすことができる。窓開け後、昼間に窓からの日差しを取り入れ、夜にカーテンを閉めて窓からの冷気を抑えることで、暖房効果は高まる。寒さや電気代に配慮しながらコロナ対策をするにはぴったりだ。

 ダイキン工業調査では、「冬に家で窓開け換気をしたくない」の約8割が「寒くなる」、約4割が「暖房の電気代が高くなる」ことを理由に挙げている。しかし、新型コロナによる脅威がいまだに衰えていないため、換気は重要な対策として注目されている。暖かい空間で少しでも安全、安心に過ごすためにも、効率的な換気を心掛けたい。