• ホーム
  • トレンド
  • モバイル決済の利用者と興味者の66.6%が「キャッシュレス化に賛成」、MMD研究所から

モバイル決済の利用者と興味者の66.6%が「キャッシュレス化に賛成」、MMD研究所から

データ

2018/06/13 15:00

 MMDLaboが運営するMMD研究所は、「2018年5月モバイル決済利用者・未利用者比較調査」を実施した。スマートフォン(スマホ)を所有する男女7956人を対象に、利用しているモバイル決済サービス、クレジットカードや支払いに対する意識などを調査した。これによれば、モバイル決済利用者とモバイル決済興味者の66.6%が「キャッシュレス化に賛成」という。

 事前調査で、「交通機関以外でモバイル決済を利用している」と回答した444人、「興味はあるがモバイル決済を一度も利用したことがない」と回答した523人の計967人を対象にした。東京オリンピックに向けてキャッシュレス化を進める取り組みが進んでいるなか、キャッシュレス化についてどう思うかを聞いたところ、「キャッシュレス化に賛成」「どちらかというとキャッシュレス化に賛成」を合わせた賛成派が66.6%。一方、「キャッシュレス化に反対」「どちらかというと、キャッシュレス化に反対」を合わせた反対派は7.7%だったという。

 「興味はあるがモバイル決済を一度も利用したことがない」と回答した523人を対象に、利用してみたいモバイル決済のタイプを聞いたところ、スマホをかざす(タッチする)モバイル決済は、「とても利用してみたい」が13.8%、「やや利用してみたい」が48.4%と、合わせて62.2%が利用してみたいと回答。一方、スマホでQRコードを表示させるモバイル決済は、「とても利用してみたい」が4.2%、「やや利用してみたい」が29.1%と、合わせて33.3%が利用してみたいと回答した。

 なお、スマートフォンを所有する男女7956人を対象に利用しているカードタイプの電子マネーを聞いたところ、都会(人口20万人以上の都市)在住者(3852人)の81.4%、地方(東京を除くそれ以外の都市)在住者(4104人)の71.6%が「カードタイプの電子マネーを利用している」ことがわかったという。