最安はau 3キャリアの第6世代iPadの実質負担額まとめ

 KDDI、沖縄セルラーは4月4日、Apple Pencilに対応し、性能がアップした新しい9.7インチiPadを発売した。auオンラインショップでの販売価格は、税込で32GBが6万480円、128GBが6万8400円。

 第6世代となる新しい9.7インチiPadのWi-Fi + Cellularモデルは、iPhoneと同じ3キャリアが取り扱っている。カラーはゴールド、シルバー、スペースグレイの3色。NTTドコモ、ソフトバンクは3月31日発売とアナウンスしていたが、auは当初から4月発売予定だった。
 
新しい9.7インチiPadのWi-Fi + Cellularモデル。Wi-Fiモデルとは重さと背面デザインが違う
新しい9.7インチiPadのWi-Fi + Cellularモデル。Wi-Fiモデルとは重さと背面デザインが違う

 端末本体価格から割引額を引いた実質負担額はキャリアによって異なり、ドコモは32GBが1万368円/128GBが2万2032円、KDDI(au)は32GBが0円/128GBが7920円(auスマホとのセット利用だと32GBが5400円/128GBが1万3320円)、ソフトバンクは32GBが1万800円/128GBが1万8000円。発売日が少し遅れたauが最も安い。別途、契約プランに応じた通信料金がかかる。
 
iPad Wi-Fi + Cellularモデルの端末価格と、スマートフォンの料金シミュレーション結果(auの場合)
iPad Wi-Fi + Cellularモデルの端末価格(auの場合)

 オンライン上で、端末代を含めたランニングコストを複数のパターンでシミュレーションしてみて、GPSとSIMカードスロット、通信機能の有無だけで、Wi-Fiモデルよりも1万5000円も高いiPad Wi-Fi + Cellularモデルが稼ぎどころなのだと、改めてAppleとキャリアの蜜月関係を思い知った。たとえ「実質0円」だからと薦められても、本当に必要かどうか熟考してから購入したい。(BCN・嵯峨野 芙美)