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楽天、コーポレートロゴを刷新、グローバルで「Rakuten」ブランドを強化

経営戦略

2017/07/04 12:32

 楽天は7月1日、グローバルでのブランド浸透を図るため、コーポレートロゴを刷新すると発表した。共通性を高めるため、国内外で展開する多くのグループサービスのロゴをアルファベットで「Rakuten」と入ったデザインに変更し、順次、新しいロゴに切り替えていく。


 1997年に創業した楽天は、今年で20周年を迎える。国内では、Eコマースを中核に、グループとして国内外で70以上のサービスを展開しており、ユーザーの複数サービス利用を促進する「楽天エコシステム」を形成。共通の楽天会員IDで楽天グループサービスや加盟店で貯めたり使ったりできる「楽天スーパーポイント」は、国内の代表的な共通ポイントサービスの一つだ。

 今回のロゴ刷新を通じ、7月から始まるスペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」とのグローバル・パートナーシップをきっかけに、国外でも「楽天エコシステム」の構築・拡大を図る。

 新しいコーポレートロゴは、これまでのアルファベットロゴの文字間スペースを狭め、より力強い印象与えるデザインに仕上げた。また、各サービスのロゴには、例えば「楽天トラベル」はグリーン、「楽天ビューティ」はピンク、メッセージアプリ「Viber」は紫など、多様性に富んだ楽天グループサービスの個性を表すような、それぞれのサービスに合った色を使うことで、エンターテインメント性や革新性、信頼性といったイメージを高める。
 

 なお、サッカー・スペインリーグの2017-2018シーズンで、FCバルセロナの選手が着用するユニフォームには、新しいコーポレートロゴの下に、漢字の「一」をモチーフにデザインした横線を下部に配置した特別ロゴを使用する。