EPEIOS、世界のバリスタが認めたドリップケトルに新たな選択肢を提供

新製品

2025/08/09 11:00

 EPEIOS JAPANは8月8日に、ライフソリューションブランド「EPEIOS(エペイオス)」から、ドリップケトルの新製品「LUX900」(CP005)、すでに発売済みの「Drip Kettle」(CP001)の販売を、公式オンラインショップとAmazon.co.jpおよび楽天市場の公式ストアで開始した。価格はどちらもオープン。以降、全国の販売店でも展開していく。

LUX900

世界的なイベントで活躍

 LUX900は、同社のケトルシリーズの中でも上位に分類されるラグジュアリーモデルで、世界一のバリスタである井崎英典氏とともに開発したLUX600の容量を900mLへとアップした新機種。

 電源ベースは、コーヒーの仕上がりに直結する湯温を0.5℃単位で調整できるダイアル機構、最大1時間の保温機能、カウントアップタイマー機能といった、こだわりのハンドドリップに必要な機能を網羅している。

 本体は、細やかで快適なドリップを可能にするGoose Neck形状のノズル、好みのスタイルに合わせて取り替えられるハンドルグリップ(ラバー/メタル)といった、本格的なコーヒードリップ向けの仕様はそのままに、容量をコーヒー以外の用途でも使いやすい900mLへ変更した。また、海外ユーザーに役立つ、摂氏温度と華氏温度の表示切り替え機能も備える。

 あわせて、加熱によって色彩が変化するデザインも継承され、LUX900では「力強さ」と「優美さ」を表現すべく、象徴としての豹をモチーフにデザインした「ブラックレオパード」と「ピンクレオパード」の2色を用意している。
 
(上段左から)ブラックレオパードの変色後と変色前、
(下段左から)ピンクレオパードの変色後と変色前

 実勢価格は2万4200円前後。
 
「Drip Kettle」の新色となる
「風生水起」(左)と「生如夏花」

 Drip Kettleの新色として追加されたのは、特徴的なアートワークを本体にあしらうことによって、アートによる命を吹き込んだ「風生水起(ふうせいすいき)」と「生如夏花(せいじょかか)」の2デザイン。

 「風生水起」は、葛飾北斎による浮世絵「富嶽三十六景」の一つである「神奈川沖浪裏」をモチーフに、ダイナミックなアートワークを施している。本体カラーの黒ベース地に広がる藍色と朱色のコントラストが、和の美しさと現代性の融合を表現する、存在感のあるデザインに仕上げた。「風生水起」は「風が起こり、水が湧き立つ」ことを意味し、変化や勢いのあるスタートを象徴しており、日々のコーヒータイムに活力と創造のきっかけを与えたいという思いが込められている。

 生如夏花は、生命の美しさと儚さを「夏の花」にたとえた詩的なデザイン。アーティストの繊細な線画をモチーフに、本体の白地に黒の花模様をあしらった印象的なデザインを採用し、細部まで描き込まれた花や葉のラインで静かな力強さと個性を表現した。生如夏花は詩人タゴールの「生は夏の花のように輝き、死は秋の葉のように静かであれ」に由来し、今を精一杯生きること、自身の心に正直であることの大切さを思い出させてくれるようデザインされている。

 「風生水起」と「生如夏花」の、実勢価格は1万8800円前後。
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