釣りも“IoT”の時代! 魚の重量を測定するフィッシュグリップ

新製品

2021/12/11 10:00

 BBソフトサービスは12月9日に、IoTフィッシュグリップ「HALASZ(ハラズ)」(販売AJAX、ATOZSOFT製)を、オンラインショップ「+Style」で取り扱いを開始した。価格は1万7600円。

「HALASZ」の使用イメージ

 HALASZは、重量計とメジャー、フィッシュグリップを一体化した、3in1のIoT計測ツールで、フィッシュグリップとして魚を吊り下げると、「ひずみゲージセンサ」によって重量を自動的に計測してくれる(計測可能重量は最高20kg)。また、バーコードリーダーとRPMカウンターセンサのセンシングデータとメジャーを組み合わせることで、魚の長さを誤差±1.0mm以内の高精度で計測できる(計測可能な長さは最長2m)。

 計測したデータは、専用スマートフォンアプリへの転送が可能で、アプリで釣果を撮影すると計測した魚の重量・長さや、日付・天気・位置情報を自動で写真上に記録してくれる。さらに、アプリ上でオンライン釣り大会の開催・参加が可能で、取得した釣果データがリアルタイムに自動反映され、ランキングを競って楽しめる。そのほか、専用アプリは、ディープラーニングにより撮影された魚の種類を判定する機能追加も予定している。専用アプリの対応OSは、Android 8.0以降、iOS 12.0以降。

 本体は、人間工学に基づいて左右の利き手を問わずに利用しやすいグリップ構造を採用しており、多機能ながら軽量で、独自の落下・防水・防じん試験をクリアしているので、水辺でも安心して使える。

 バッテリ駆動時間は、連続稼働が約10時間、連続待機が約36時間。サイズは幅67.3×高さ292.0×奥行き45.2mmで、重さは約300g。