従来比30%減の薄型フォルム、カシオのスマホリンク機能メタルウオッチ新製品

新製品

2019/07/03 15:30

 カシオ計算機は、メタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」でスリムなフォルムながらもタフソーラーやスマートフォン(スマホ)リンク機能などを搭載した「EQB-1000YD」を8月8日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は4万5000円。

EQB-1000YD

 EQB-1000YDは、0.01mm単位までこだわって薄型化を追求。モジュールの各部品を薄型化するとともに、従来は基板の表裏に配置していた部品を片面のみに高密度で実装した。これによって、スマホリンク機能の搭載で最もスリムな「EQB-800」と比べて4.1mm薄いケース厚8.9mmを実現した。

 また、発電効率を高める遮光分散型ソーラーパネルのセル形状を最適化し、インダイアル部のみで十分な電力量を確保。これにより、メタル製の文字板の採用が可能になった。

 機能面では、「ラストラップインジケーター」を新搭載。ラップタイムの計測時、前回のタイムとの差をマイナス5からプラス1秒の範囲でインダイアルに指し示すほか、文字板に2都市のワールドタイムを同時に表示する。スマホアプリとの連携で、正確な時刻の自動修正や300都市以上のワールドタイムを簡単設定なども可能となっている。