パラマウントベッド、新ブランド「Active Sleep」立ち上げ、眠りの自動運転を実現

新製品

2019/03/25 14:00

 パラマウントベッドは6月1日に、睡眠と健康領域の新ブランド「Active Sleep(アクティブスリープ)」の第1弾として、「Active Sleep BED」「Active Sleep MATTRESS」「Active Sleep ANALYZER」の3製品を発売する。3月18日から予約を受け付けている。

(左から)Active Sleep BED、Active Sleep MATTRESS、Active Sleep ANALYZER

 「Active Sleep BED」は、睡眠状態を測定する「Active Sleep ANALYZER」を搭載し、「入眠時」「熟睡時」「起床時」それぞれの睡眠状態に合わせて角度が自動で変化するベッド。税別価格はシングルが19万円、セミダブルが25万円。

 ベッドはスマートフォンを使って操作可能で、背を上げて上体を起こすことで呼吸をしやすくなり、入眠をサポートする。入眠時に角度をつけて眠った場合は、ユーザーが眠ったことを感知すると自動でゆっくりとフラットな状態に角度を変え、熟睡に必要となる自然な寝返りが打てるよう、睡眠中はフラットな状態を維持し続ける。さらに、あらかじめ設定した起床時刻に近づくと、眠りが浅くなった状態を感知して自動で背上げを行い、心地よい目覚めを促す。

 自動運転中はおよそ1分につき、1度ずつ角度を変えていく。ファブリックカバーのカラーは、ライムグリーン、キャメルブラウン、インディゴブルー、ミスティチェック、アッシュグレー、ミルキーホワイトの6色。

 「Active Sleep MATTRESS」は、ユーザーの体を支える6つの部位ごとに硬さを自在に変えられるマットレス。計23本のエアセルを備えており、1つひとつに空気を送り込むことで、体の部位ごとに10段階で硬くしたり、柔らかくしたり調整可能で、100万通りの寝心地を提供する。税別価格はシングルが19万円、セミダブルが24万円。
 
「Active Sleep MATTRESS」の調整イメージと仕組み

 マットレスの下に引いて使う「Active Sleep ANALYZER」は、医療現場で培ったテクノロジーによって、心拍、呼吸、体動などからモニタリングして眠りを採点する機器。センサーなどを身につける必要はなく、ただ横になるだけでモニタリングを行い、専用アプリ「Active Sleep App」で眠りの状態を可視化し、過去データとの比較や睡眠スコアの採点、改善へのヒントを表示する。税別価格は5万円。
 
「Active Sleep App」の画面イメージ

 睡眠の状態に合わせてベッドの角度が自動で変わる「眠りの自動運転」機能は日本初という。パラマウントベッドは新ブランド「Active Sleep」を通じて、「人それぞれに合った最適な睡眠を取ることで、前向きでアクティブな人生を送る」という新しい概念を提唱する。「パラマウントベッド 眠りギャラリー TOKYO」をはじめ、全国のパラマウントベッド直営店では、発売に先立ち、「Active Sleep」のすべてを先行体験できる。