スマートホームサービス「au HOME」のデバイスを拡充、睡眠の質を改善も

新製品

2019/03/18 18:01

 KDDIと沖縄セルラーは、スマートホームIoTサービス「au HOME」で利用できる専用デバイス「au HOMEデバイス」を3月15日から順次拡充し、あわせて新しいセット料金プランを追加する。

追加したau HOMEデバイス

 選択可能な「au HOMEデバイス」として、睡眠状態がわかる「睡眠モニター 01」、外出先から玄関の鍵を解施錠できる「スマートロック 01」、ワンタッチで「au HOME」に通知可能な「かんたんボタン 01」、外出先からオン/オフを切り替えられる「スマート電球 01」、異常を感知するとスマートフォンに知らせる「火災報知器アダプタ 01」を追加した。
 
「au HOME」アプリの操作画面

 税別価格は、3月15日発売の「睡眠モニター 01」は2万5000円、3月28日発売の「かんたんボタン 01」は3500円。4月の発売の「スマート電球 01」は5000円、「火災報知器アダプタ 01」は4800円、「スマートロック 01」は2万9800円。このほか、「赤外線リモコン 01」で操作できるスマートカーテンとして、TOSO製の電動カーテンレール「プログレス25」と「プログレス50」を追加した。

 新たに追加したセットプランは、カメラよりも間接的でさりげない見守りが可能な「センサーでみまもりセット」、スマートスピーカーとセットで始められる「声で家電コントロールセット」、見守りも家電コントロールもあわせて購入できる「みまもり&家電コントロールセット」の3種類で、税別の月額料金は各980円。既存の「みまもりセット」「家電コントロールセット」「リモコンセット」とあわせてセットプランは6つとなる。

 また、「au HOME」のサービス拡充の一環として、専用アプリ「Real Sleep」と「睡眠モニター 01」を活用した快眠サポートサービスを3月15日から提供開始した。
 
睡眠の質の定量的に確認できる「Real Sleep」の画面イメージ

 「Real Sleep」は、ニューロスペースと共同開発して提供するサービスで、睡眠時間、睡眠ステージ、身体の動き、心拍数、呼吸数といった睡眠データの記録し、日・週単位で表示して睡眠状態を可視化できる。さらに、月額300円の「アドバイスオプション」契約者には、睡眠データの分析を元にした週1回の「アドバイス」と、健康相談、専門医紹介、メンタルヘルス、介護、育児の悩みについて、専門士(保健師、管理栄養士等有資格者)に電話で相談可能な「健康電話相談」を提供する。
 
「アドバイスオプション」画面のイメージ

 またコラボレーション型ホームIoTサービス「with HOME」のパートナー企業にフランスベッドが加わり、睡眠の質向上を目的に同社と共同開発した睡眠モニタリング機能付きマットレス「ルーパーRP-5000SE」を3月15日に発売した。
 
フランスベッドの「ルーパーRP-5000SE」

 「ルーパーRP-5000SE」は、フランスベッドのショールームで販売する。税別価格は16万8000円で、利用にあたって、別途、「with HOME」専用プラン(フランスベッド)の利用料金が必要。料金は、睡眠データに加え、「マルチセンサー 01」で取得した寝室内、マットレス内の温湿度データを利用した「Real Sleep アドバイスオプション」込みで月額税別790円。

 なお、トライアルキャンペーンとして、8月31日までは「アドバイスオプション」「with HOME専用プラン(フランスベッド)」とも無料で利用できる。9月1日以降も、初回セットアップ/課金開始日から最大2カ月間は無料で試せる。