オーディオテクニカ、テレビもスマホもつながるワイヤレスヘッドホンなど

 オーディオテクニカは、「Sound Reality series」のBluetoothヘッドホン「ATH-CKR75BT」「ATH-CKR55BT」「ATH-CKR35BT」と、Bluetooth対応デジタルワイヤレスヘッドホンシステム「ATH-DWL770」、デジタルワイヤレスヘッドホンシステム「ATH-DWL550」の計5機種を6月23日に発売する。価格はいずれもオープン。


ATH-CKR75BT

 「Sound Reality series」は、高解像度の音づくり、迫力ある低音域といった「音本来の豊かさ」を追求したシリーズ。今回、シリーズ初となるBluetooth対応インナーイヤータイプを追加した。

 「ATH-CKR75BT」は、精密設計によって音の純度を高めた直径11.8mmのドライバーを採用し、レスポンスに優れた高解像度再生が可能。「ATH-CKR55BT」は、小型ながら広帯域再生を実現する、新設計の直径10.7mmドライバーを採用し、心地よいクリアな中高域再生を可能にした。対応コーデックはともにaptX/AAC。
 

ATH-CKR55BT

 「ATH-CKR35BT」は、直径9.8mmのドライバを搭載する。3機種とも、バッテリとヘッドホンを別にし、バッテリケースを固定するクリップが付いているので、襟元からずれにくく安定して装着でき、耳元で音楽・動画・通話を操作できるインラインコントローラを備える。
 

ATH-CKR35BT

 カラーは、「ATH-CKR75BT」がグラファイトブラック、シャンパンゴールド、ガンメタリック、ブリリアントレッド、「ATH-CKR55BT」がスティールブラック、ディープブルー、シャンパンゴールド、メタリックレッドの各4色、「ATH-CKR35BT」はブラック、ブルー、ゴールド、ピンク、レッド、シルバーの6色。

 税別の実勢価格は「ATH-CKR75BT」が1万5000円前後、「ATH-CKR35BT」が1万円前後、「ATH-CKR35BT」が6000円前後の見込み。

 「ATH-DWL770」と「ATH-DWL550」は、電波干渉や障害物に強い2.4GHz帯のデジタルワイヤレス方式を採用したデジタルワイヤレスヘッドホンシステム。 スマートフォンやタブレット端末の普及、ストリーミング方式の動画配信サービスの市場拡大などを受け、ラインアップを一新した。

 音質に定評のあるTexas Instruments製チップを搭載し、最大約30mの距離でもクリアな伝送を実現。新設計の直径42mmドライバーと独自の音響構造によって、迫力ある臨場感を実感できる。映像コンテンツの魅力を高めるサウンドエフェクト機能も搭載し、3種類のモードから好みに合わせて音質を選べる。
 

ATH-DWL550(左)とATH-DWL770

 「ATH-DWL770」は、2.4GHz帯のデジタルワイヤレス方式に加え、Bluetooth接続に対応し、スマートフォンなどBluetooth対応機器ともワイヤレスで接続できる。Bluetooth接続時の対応コーデックはaptX/AAC。また、付属のコードを使用して有線接続した場合は、ハイレゾ音源の再生にも対応する。税別の実勢価格は2万7000円前後の見込み。

 「ATH-DWL550」は、2.4GHz帯のデジタルワイヤレス方式のみ対応する。税別の実勢価格は2万円前後の見込み。