ソフトバンク、2017年夏商戦向けスマートフォン4機種

 ソフトバンクは、「ソフトバンク」ブランドの2017年夏商戦向けスマートフォンとして、「Xperia XZs」「AQUOS R」「AQUOS ea」「DIGNO G」の4機種を5月下旬以降、順次発売する。このうち、「Xperia XZs」「AQUOS R」は、高音質で通話可能な「VoLTE(HD+)」に対応する。

 ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia XZs」は、5.2インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、約1920万画素/約1320万画素のカメラなどを搭載。メインカメラには、世界初のメモリ積層型CMOSイメージセンサ「Exmor RS for mobile」を搭載した新開発の「Motion Eyeカメラシステム」を採用し、最大960fpsの動画撮影が可能な「スーパースローモーション機能」や、被写体の動きを検出し、シャッターを切る直前の画像も記録できる「先読み機能」、暗い場所でのノイズや高速で動く被写体の歪みを低減する機能、動画撮影時の手ブレを補正する「5軸手ブレ補正」など、充実したカメラ機能を搭載する。
 

Xperia XZs

 待ち受け時間をより長くする「STAMINAモード」は、新たにユーザーの日々の使用習慣を学習することでバッテリ切れの時間を予測し、通常よりバッテリ使用が多い場合は通知する機能を追加した。より適切な充電完了時間を判断する「いたわり充電」も搭載する。

 ディスプレイ面から側面、背面と切れ目なくつながるループ形状のデザインを採用し、背面パネルには高輝度、高純度のメタル素材であるALKALEIDO(アルカレイド)にサンドブラスト加工を施し、マットな質感に仕上げた。カラーは、ブラック、ウォームシルバー、アイスブルー、シトラスの4色。

 OSはAndroid 7.1。サイズは幅72.0×高さ146.0×奥行き8.1mmで、重さは約161g。発売は5月下旬以降。

 「AQUOS R」と「AQUOS ea」はシャープ製。ユーザーの利用方法や好みに応じて成長し、適切なタイミングでメッセージを語りかける独自の「エモパー6.0」を搭載する。
 

AQUOS R

 「AQUOS R」は、HDRに対応し、実物に近い色味で鮮やかに表示できる5.3インチワイドのハイスピードIGZO液晶ディスプレイ(解像度2560×1440)、約2260万画素/約1630万画素のカメラなどを搭載。また、キャリアアグリゲーションや、4本のアンテナで複数のデータを同時に通信する4×4 MIMO、情報密度を高めて一度に運べるデータ量を増やす256QAMなどに対応し、下り最大612Mbpsの高速通信を実現した。

 カラーは、マーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ブレイズオレンジの3色。OSはAndroid 7.1.1。サイズは幅74.0×高さ153.0×奥行き8.7mmで、重さは約169g。発売は7月上旬以降。

 長時間の電池持ちを実現した「AQUOS ea」は、5インチワイドのIGZO液晶ディスプレイ(解像度1280×720)、約1310万画素/約500万画素のカメラ、大容量バッテリを搭載。一部の機能を制限することでバッテリ消費を抑える「長エネスイッチ」を利用すれば、バッテリ残量を気にせず長時間使える。カラーは、ホワイト、ブラック、ピンクの3色。
 

AQUOS ea

 OSはAndroid 7.0。サイズは幅71.0×高さ142.0×奥行き8.8mmで、重さは約135g。発売は7月中旬以降。

 「DIGNO G」は、3日以上使用可能な大容量バッテリを搭載した、京セラ製のタフネススマートフォン。IPX5/IPX7の防水、IP5Xの防じん性能に加え、米国国防総省基準MIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を備える。
 

DIGNO G

 5インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1280×720)は、手袋をしたままでタッチパネル操作が可能。従来の携帯電話に近い感覚でホーム画面やメニュー画面を使える「かんたんビギナーホーム」や、文字入力画面を従来の携帯電話のようなデザインに変更できる「ケータイ入力」などにも対応する。カラーは、ホワイト、ブラック、レッドの3色。

 OSはAndroid 7.1。サイズは幅72.0×高さ143.0×奥行き10.6mmで、重さは約142g。発売は7月上旬以降。