シャープ、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の大容量モデル

新製品

2016/11/16 17:39

 シャープは、無水調理が自動でできる水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の新製品として、2~6人分を一度に作れる大容量タイプの「KN-HT24B」を12月上旬に発売する。便利な自動料理・予約調理などのメニュー数も従来機種より増やした。価格はオープンで、税別の実勢価格は7万円前後の見込み。

 シャープは、無水調理が自動でできる水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の新製品として、2~6人分を一度に作れる大容量タイプの「KN-HT24B」を12月上旬に発売する。便利な自動料理・予約調理などのメニュー数も従来機種より増やした。価格はオープンで、税別の実勢価格は7万円前後の見込み。
 

KN-HT24B

 無水調理は、野菜などの食材に含まれる水分を鍋の中に閉じ込めることで、調理の際に失われがちなビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素が多く残り、また、食材から出た旨みを含む蒸気が内ぶたの突起を伝わって鍋の中に戻るので食材本来のおいしさを味わえるメリットがある。

 2015年に11月に発売した業界初の電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」は、健康的な調理方法や、材料と調味料を入れるだけの自動調理の手軽さなどから、幅広い世代に好評を得たという。

 新製品は、直径216mm、深さ147mmの広口深鍋を採用し、鍋の容量を従来機種「KN-HT99A」の1.5倍の2.4Lに増量。従来機種では4杯までだったカレーが6杯分まで作れるほか、より多くの具材を入れたり、従来は難しかった、食材を丸ごと使ったメニューを作ったりすることができる。

 大容量化とあわせ、従来機種の100種類より多い143種類のメニューを収録。「自動調理」は85種類から119種類、事前に食材をセットしておけば設定した時間に出来あがる「食べごろ予約調理」は16種類から35種類に、それぞれメニュー数を大幅に増やした。

 「自動調理メニュー」には、回鍋肉や麻婆なすなどの手早く作れるメニュー、クリームパスタやちゃんぽんなど、具材を入れるだけで作れる麺類、作り置きに適した常備菜メニューを新たに追加。また、従来機種では予約調理できなかった筑前煮やぶり大根、ロールキャベツなどの煮物、みそ汁や野菜スープ、ポタージュスープなどの予約調理が可能になった。