「isai Beat」のこだわりのポイントは音質とカメラ、便利なセカンドスクリーンも

新製品

2016/10/20 16:44

 KDDI、沖縄セルラーは、ハイレゾ対応のQuad DACなど、最新・最高性能のオーディオテクノロジーを搭載したスマートフォン「isai Beat LGV34」を11月中旬以降に発売する。「isai」シリーズ5代目となるLG Electronics製の最新モデルで、カラーはチタン、ゴールドの2色。


高音質なデジタルミュージックライフを体験できる「isai Beat」
 

<音質へのこだわり>クリアな音を実現

 デンマークのオーディオ・ビジュアルメーカー「BANG & OLFSEN」のブランド「B&O PLAY」が創ったサウンドを採用。ナチュラルでバランスがとれ、洗練された音質を実現する。

 接続するイヤホンやヘッドホンにあわせて自動で音声出力を最適化するほか、左右の音量バランスの細かい設定が可能。イヤホンやヘッドホンの性能に関わらず高音質で音楽を楽しめる。また、ステップ数が75段階まで調整可能な音量調整機能を搭載する。

 デジタル音源をアナログに変換するD/Aコンバーター(DAC)を四つ搭載したことで、ノイズを50%低減するほか、鮮明な音質を実現。イヤホン・ヘッドホンを選ばず高音質を楽しめる。多くの音源配信サイトで採用されている再生フォーマットのFLACやALAC、WAVやAIFFに加え、より高音質なDSDなど、幅広いハイレゾ音源の再生に対応する。
 

<カメラへのこだわり>人の視野角より広い135°のレンズを搭載

 カメラの有効画素数は、メインカメラが約1600万画素、サブカメラが約500万画素。メインカメラは、光を多く取りこみ薄暗い場所でも明るく撮影できるF値1.8、約1600万画素の標準カメラと、約800万画素の広角カメラのデュアルカメラで、2通りの撮影が可能。広角カメラには、一般的に約120°~124°といわれる人の視野角よりも広い135°の広角レンズを採用し、よりワイドな集合写真や風景写真を撮影できる。サブカメラも120°の広角レンズを採用し、グループショットも簡単に撮影できる。

 薄暗い室内でも狙った被写体を逃がさない「レーザーオートフォーカス」機能や、被写体の自然な色合いを引き出す「デュアルフラッシュ」も搭載する。
 

<使い勝手>セカンドスクリーンと便利なマルチウィンドウ機能

 約5.2インチのメインディスプレイのほか、右上(縦持ち時)に160×1040解像度の「セカンドスクリーン」を搭載する。画面をオン・オフすることなく日付や時間などの必要な情報を表示するほか、ゲームや動画の視聴中にアプリの画面を閉じることなく新着メッセージの確認ができる。
 

右上にセカンドスクリーンを搭載

 また、「マルチウィンドウ機能」を備え、縦持ち時は上下に、横持ち時には左右に二つの起動中アプリを表示できる。このほか、省電力機能「Doze」を強化し、スリープ状態に自動的に移行して消費電力を抑えることが可能になった。

 OSは最新のAndroid 7.0。メモリ容量はRAMが約4GB、ROMが約32GBで、3000mAhのバッテリを内蔵する。サイズは約幅72×高さ149×奥行き8.0mmで、重さは約146g。

 au公式アクセサリ「au +1 collection」では、カバーを閉じたまま小窓に時計表示・受話操作・音楽再生等ができる純正ケース「Quick Cover」などを発売する。