三菱電機、「かまどごはん」を再現できるIHジャー炊飯器、「本炭釜」を採用

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2016/04/08 14:33

 三菱電機は、IHジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」の新製品として、しっかりした粒感ながら中はみずみずしい「かまどごはん」を再現する「NJ-AW107」を5月21日に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は12万円前後の見込み。


本炭釜 KAMADO NJ-AW107

 「かまどごはん」の忠実な再現を目指して、沸騰立ち上げ時に火力を強化することで、従来機種「NH-AW106」と比較して約112%の大火力炊飯を実現した。大火力炊飯によって、炊き上がりの粒感を保ちつつ、みずみずしさを向上し、かまどで炊いたごはんと同じかたさと、高い含水率の両立を実現した。 

 ふきこぼれを防ぐため内釜の上部に空間を確保するとともに、内ぶたの傾斜部分に楕円形の穴を設け、炊飯中に生じる気泡を破裂させ、効率よく蒸気と「おねば」に分離させる新形状の二重内ぶたと、羽釜形状の「本炭釜」でふきこぼれを抑制する。 

 「本炭釜」は、純度99.9%の炭を削り出して製造しており、磁力線の浸透が深いので内釜の厚み全体が発熱し、ごはんをムラなく効率よく加熱できる。 

 最大炊飯容量は5.5合で、予熱の段階で正確に炊飯量を検知することで、最適な火力制御が難しいお茶碗1杯分(0.5合)でもムラなく炊き上げることが可能で、内側の仕切りによって0.5合単位のお米が量りやすい「新・計量カップ」も付属する。さらに、内釜の「Vピタ目盛」によって、0.5合単位で正確に水加減ができる。 

 このほか、銘柄に合わせた火力制御でお米の特性を引き出し、最適なおいしさに炊き上げる「銘柄芳潤炊き」機能の対応品種を、これまでの23品種から6品種追加し、2015年産米の特Aランクに選定された銘柄を含む、全国29銘柄に対応した。カラーは、プレミアムホワイト、プレミアムブラウンの2色。