ボーズ、ワイヤレススピーカーとインイヤー型ヘッドホン、新カラーで発売

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2015/06/08 12:01

 ボーズは、コンパクトなワイヤレススピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」と、インイヤー型ノイズキャンセリングヘッドホン「Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」を6月26日にボーズ直営店、ボーズ・オンラインストア、ボーズ認定取扱ディーラーで発売する。

SoundLink Mini Bluetooth speaker II

 「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」はBluetoothに対応し、スマートフォンなどBluetooth対応機器をワイヤレスで接続できる。スピーカーフォン機能を搭載しているので、ハンズフリー通話にも対応する。

 Bluetoothペアリングのサポートや、バッテリ残量、接続中のデバイス名を音声で知らせる音声ガイド機能を備えており、直近8台までのBluetoothペアリング情報を記憶できる。また、2台のデバイスを同時接続することができるマルチポイント接続にも対応する。

 本体には、低音用ユニット「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」を2基向かい合わせに配置することで、不要な振動を抑えつつ深みのある重低音再生を実現し、独自開発の高効率トランスデューサー(スピーカーユニット)は、独自の振動板とネオジウムリングマグネットによって、従来機種と比較して2倍の空気量を動かし、極めてクリアな中高域サウンドを再生するとともに、その振動でパッシブラジエーターを駆動する。

 さらに、いかなる音量レベルでも聴感上最適なレベルになるよう音質を整えるデジタル・シグナル・プロセッシングと組み合わせることで、コンパクトながら高い音響性能を実現した。

 本体は軽量ながら低重心で、大音量時も安定したまま駆動する。きょう体は、アルミ押し出し成型にビーズブラスト仕上げを施し、シックな質感を表現するとともに、指紋を付きにくくした。また、表面をかすりキズから守る陽極酸化処理によって、気軽に持ち運べる。

 このほか、マルチファンクションボタンを新たに搭載し、離れた場所にあるデバイスの音楽再生/停止、曲送り/曲戻し、音声通話の開始などをコントロールできる。

 バッテリ駆動時間は10時間で、本体を載せるだけで充電できる充電クレードルが付属する。サイズは幅180×高さ51×奥行き59mmで、重さは670g。カラーは、Pearl、Carbonの2色。税別価格は2万5000円。

Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones

 「Bose QuietComfort 2 0 Acoustic Noise Cancelling headphones」は、ボーズの35年以上の研究によるノイズキャンセリング技術とともに、これまでの同社のヘッドホンのテクノロジーを結集したインイヤー・ノイズキャンセリング・ヘッドホン。

 ハウジング外側のマイクで検知した騒音と内側のマイクで耳に侵入してくる騒音をそれぞれ正確にモニタリングし、ケーブル途中のコントロールモジュールが独自のデジタル回路で演算して、瞬時に騒音とは逆位相の音波を発生することで騒音を相殺する。

 音質面では、ボーカル、楽器ともに従来のイヤホンでは失われていた繊細なニュアンスまでクリアに表現し、ポート(穴)構造で迫力の低音を実現する「TriPortテクノロジー」や、より自然で忠実な音質を再現するアクティブ・イコライゼーションによって、ジャンルを問わずリッチで深みのあるサウンドを楽しめる。

 このほか、ヘッドホンを外すことなく周囲の音を聞きとりながら音楽を楽しめる「Aware モード」を備えており、通常のノイズキャンセリングモードから切り替えることで、音楽を再生したまま不快な騒音だけを抑え、周囲の必要な音も聞き取れる。

 独自のイヤーチップ「StayHear+チップ」はS/M/Lの3サイズが付属し、安定性と着け心地にすぐれ、円錐形部分が耳にやさしく密着して高い遮音性能を実現する。

 ラインアップは、アップル製品対応モデルとスマートフォン対応モデルの2種類。どちらもバッテリ駆動時間は約16時間。サイズは幅27×高さ38×奥行き17mmで、重さは44g。ケーブル長は130cm。カラーは、ホワイト、ブラックの2色。税別価格は3万5000円。