新型コロナウイルスの感染拡大がLEDスタンドライトの販売をに大きく影響を与えている。2018年、19年の同時期と比較すると明らかに違う動きを示していることが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から明らかになった。BCNでは、光源にLEDを用い、卓上または床に置いて使用する屋内型照明機器をLEDスタンドライトと定義づけている。


 18年2月1週(2/5-2/11)の販売数量を「100.0」とし、2月から6月まで、ここ3年間のLEDスタンドライトの販売数量指数を算出した(図1)。20年の販売数量指数は過去2年の季節変動とは異なる動きを示していることが分かった。新型コロナウイルスの感染拡大により、3月2週から4月1週にかけての新生活需要は盛り上がりに欠けた。例年はゴールデンウィーク前に一度販売は減少するが、20年はそうした動きは見られなかった。在宅勤務やリモート授業など、屋内で仕事や勉強をするため、照明器具の需要が増えたことが要因と考えられる。また、web会議などで、LEDスタンドライトが簡易照明として使えることも販売を押し上げた理由の一つといえそうだ。今年は5月に入ってもまだ高い水準で推移している。

 5月25日に緊急事態宣言が全国で解除になり、会社に出勤する人や授業を再開する学校も増えた。コロナ特需が発生した製品群は今後需要が落ち込むことも想定される。しかし、働き方に対する意識の変化や第2波・第3波に備える人もいるため、そうした製品群はしばらくの間、例年とは異なる動きをするだろう。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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  • ・LEDスタンドライト 販売数量指数
  • ・LEDスタンドライト メーカー別販売数量シェア
  • ・LEDスタンドライト 機種別ランキング

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