2020.5.13 18:00
売れてる分析異例づくしのノートPC市場
ノートPC市場は激しい変動をみせている。例年は、3月の年度末需要、12月と1月の年末年始需要、といった季節変動がみられるが、ここ最近はその例年の動きが崩れていることが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかとなった。

2018年4月を「100.0」とした販売台数指数を見ていくと、19年9月は10月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が発生し、台数指数は146.3を記録した(図1)。その反動減として翌10月の台数指数は57.5まで急落。しかし、20年1月のWindows 7のサポート終了を見据え、再び需要増に転じ、19年12月の台数指数は増税の駆け込み需要にほぼ匹敵する、144.0まで跳ね上がった。サポート終了当月にあたる20年1月の台数指数は更に上昇し182.4となるが、翌2月は反動減に見舞われた。
3月以降は更に例年とは異なりる、新型コロナウイルスの感染拡大という未知の要素が加わった。外出自粛や緊急事態宣言の発令により、在宅勤務が推奨されたことを受け、ノートPCの需要が増加。3月の台数指数は118.8、4月は消費増税の駆け込み需要にほぼ匹敵する143.7に達した。
ウイルスの感染拡大を避けるため、工場の操業が停止となったり、人員不足による生産規模の縮小など、需給バランスが完全に崩れている。更に各種部材の調達状況にも多大な影響がでている。このノートPCの特需はしばらく続くかもしれないが、感染拡大が終息するまでの期間に過ぎず、需要の予測を誤ると市場在庫がだぶつき、平均単価の下落に繋がる恐れがある。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

2018年4月を「100.0」とした販売台数指数を見ていくと、19年9月は10月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要が発生し、台数指数は146.3を記録した(図1)。その反動減として翌10月の台数指数は57.5まで急落。しかし、20年1月のWindows 7のサポート終了を見据え、再び需要増に転じ、19年12月の台数指数は増税の駆け込み需要にほぼ匹敵する、144.0まで跳ね上がった。サポート終了当月にあたる20年1月の台数指数は更に上昇し182.4となるが、翌2月は反動減に見舞われた。
3月以降は更に例年とは異なりる、新型コロナウイルスの感染拡大という未知の要素が加わった。外出自粛や緊急事態宣言の発令により、在宅勤務が推奨されたことを受け、ノートPCの需要が増加。3月の台数指数は118.8、4月は消費増税の駆け込み需要にほぼ匹敵する143.7に達した。
ウイルスの感染拡大を避けるため、工場の操業が停止となったり、人員不足による生産規模の縮小など、需給バランスが完全に崩れている。更に各種部材の調達状況にも多大な影響がでている。このノートPCの特需はしばらく続くかもしれないが、感染拡大が終息するまでの期間に過ぎず、需要の予測を誤ると市場在庫がだぶつき、平均単価の下落に繋がる恐れがある。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
注目の記事
【実売データでわかる売れ筋ランキング(1位~20位)】(毎週木曜日更新)
いつもの需要期はどこに?電子辞書市場
テレワーク拡大で液晶ディスプレイの販売数急増
在宅勤務の広がりで旺盛な需要、電源タップ・コード市場
逆風に翻弄される、ICレコーダー市場
RECOMMEND おすすめの記事
くらしを彩る
エアコンの電気代が高すぎる!今日からできる冷房・暖房の節電術。電気代高騰に負けない賢い使い方のコツ
売れてるもの
リビングに置きたい大型テレビ 何が売れてる? 5月の販売台数トップ3をチェック【BCNランキング】
家電とIT
スマホを置いたら自動で冷却 イヤホンも充電できる冷却クーラー サンワサプライから登場
くらしを彩る
EcoFlowのポータブル電源+ポータブルエアコンでアウトドアの楽しさ爆上がり! 特別クーポンでEcoFlow製品をお得に購入しよう
くらしを彩る
家電の電気代を一覧でチェック 冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどのコストを徹底比較
売れてるもの
値下げ効果でソニー「WF-1000XM6」が浮上、26年6月に売れた完全ワイヤレスイヤホンTOP10