2026.10.16 15:00

生活

ルンバ史上最高の“モンスター”が誕生! 吸引力5倍・温水ミスト搭載の「Roomba Monster」発売、掃除の常識を変えるか

SHARE ON

 アイロボットジャパンは、ロボット掃除機の新製品「Roomba Max 875 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション(Roomba Monster)」を10月21日に発売する。価格は24万9800円。発売に先立って、新製品発表会を開催。Roomba Monsterが「ルンバ」史上最高の技術を結集した“モンスター”級の1台であることをアピールした。(BCN・佐相 彰彦)

「Roomba Monster」を発売
(写真の人物は山田毅社長)

カーペット奥のゴミまで徹底除去

 Roomba Monsterの最大の特徴は、ルンバ史上最高となる吸引性能。従来モデル「Roomba Plus 505」と比較して最大5倍の吸引力を実現し、カーペット内部に入り込んだ微細なゴミまで除去できるという。

 さらに新技術「SealForce Technology」を搭載。カーペットを検知するとブラシユニットが床面に密着し、真空状態に近い環境を作り出すことで、奥深くに絡まったホコリや髪の毛も効率よく吸い取る。機能オフ時と比べて約3倍の清掃力を発揮するという。
 
Roomba Monster

 ペットを飼う家庭や髪の長い家族がいる家庭にとって見逃せないのが、「Anti-tangle System」の搭載だ。ブラシに絡みやすい毛を内蔵された金属刃でカットしながら清掃することで、メンテナンス負担を大幅に軽減する。ロボット掃除機におけるメンテナンスの手間は長年の課題だったが、Roomba Monsterは清掃性能だけでなく日常的な使いやすさにも力を入れていることがうかがえる。
 
Anti-tangle System

 水拭き性能も大きく進化。新開発の「ThermaMist」は、60℃の温水ミストを超音波で噴射し、床面に付着した油汚れや皮脂汚れを浮かせる。通常の水拭きでは落としにくい汚れにも対応する。
 
ThermaMist

 また、新開発の「PowerSpin Max」ローラーモップは接地面積が1.5倍、回転速度が2.5倍に向上。従来モデル比3.75倍のスクラブ性能となり、ルンバ史上最高レベルの床洗浄力を実現したという。
 
PowerSpin Max

 そのほか、ナビゲーション性能も大幅に進化。新たに「ClearView Pro Dual-Line LiDAR」と「PrecisionVision AI」、さらにSide LiDARを搭載し、家具やコード、靴などの障害物を高精度に認識・回避しながら壁際や部屋の隅まで効率よく清掃できるほか、最大3.5cmの段差も乗り越えられる。

 また、付属のAutoWash充電ステーションは最大90日分のゴミ自動収集に加え、4Lの大型給水タンク、80℃温水によるモップ洗浄、55℃温風乾燥、洗剤の自動投入に対応し、日常のメンテナンス負担を大幅に軽減。さらに活性炭入りの紙パックとフィルターを採用することで、ペット臭などのニオイ対策にも配慮した。

アイロボットが狙う「最高性能市場」

 製品発表会では、アイロボットジャパンが「Roomba Mini」シリーズのヒットによって市場シェアを拡大していることも紹介。2026年3月から9月の平均で、Miniシリーズはロボット掃除機カテゴリーにおいて25%超の販売数量シェアを獲得しているという。山田毅社長は、「ブランドシェアについては、9月に80%と直近5年間で過去最高のシェアを獲得した」とアピールした。
 
ハロウィンにちなんで製品発表会には山田社長がモンスター姿で登場
「ペットを飼う家庭に最適」ということで愛犬の「いっぺいくん」も

 その一方で、「価格が高くてもいいから、とにかく掃除を任せたい」という高性能志向のユーザーが増えていることから、Roomba Monsterを投入したという。単なる高価格モデルではなく、掃除そのものからユーザーを解放することを目指した製品として位置付けている。

 ロボット掃除機市場を切り開いたアイロボットジャパンが、新製品として発売するRoomba Monsterは、吸引力、水拭き性能、ナビゲーション、メンテナンス性の全てを大幅に強化している。「掃除を完全に任せたい」というユーザーにどれだけ受け入れられるかに、ロボット掃除機の「最高性能市場」確立がかかっている。
写真ギャラリー

SHARE ON

注目の記事


CLOSE
CLOSE