2024.12.13 19:00
スマホ・PCフォートナイト 日本初のプレスプレビュー チャプター6シーズン1「鬼ノ島」 Epic Games ネイト氏・河崎氏がチャプターに込めた思いとは
(ライター:岡安学)
日本をフィーチャーした新シーズン 日本のIPともつながり強めたい
まずは、Epic Gamesのバイスプレジデントであるネイト・ネイザー氏、Epic Games Japan代表の河崎高之氏のふたりが登壇しました。両氏は以下のようにコメント。
河崎氏 世界で初めて北米以外でプレビューイベントを開催しました。横浜にある日本法人は15周年を迎えており、クリエイターによる「マツケンサンバII」や「逃走中」など、日本独自の展開もみせています。日本の文化や歴史などを「Fortnite」に落とし込めたことを嬉しく思っています。
ネイト氏 日本のアニメ「ドラコンボール」の孫悟空やアメリカのスパイダーマンとして、ゲーム内で走り回れるという様々なパートナーシップを実現してきました。音楽に関しても昨年リリースした「Fortnite Festival」で進化し、広がりを見せていますし、日本では米津玄師さんが「Fortnite」でライブを行いました。星野源さんもです。今回の鬼ノ島では、ゴジラやベイマックスが登場しています。Epic Gamesはディズニーと強いつながりがありますし、日本のIPホルダーともより強固につながっていきたいと思っています。
日本の多様なイメージ盛り込む 新武器や新たなアクション追加
チャプター6シーズン1「鬼ノ島」の概要を見ていきましょう。鬼ノ島は日本の文化、エンターテインメント、環境、歴史などにインスパイアされた古代と現代が融合したシーズン。中盤には新しいバトルパスを購入することで、新コスチュームである「ゴジラエヴォルブ」のアンロックも予定しています。
「Fortnite バトルロイヤル」では、すでにチャプター4シーズン2で日本にインスパイアされたシーズンが実装されましたが、そのときは島の一部のエリアのみでした。今回は島全体が日本をイメージしたステージとなっており、より日本色が強くなっています。また、古代と現代が融合しており、現在の雑多な商業地区をイメージしたビル群が建ち並ぶシーポートシティや戦国時代を彷彿とさせる風景に鬼の道場が鎮座するウォリアーズ・ウォッチなど、様々な日本のイメージをステージに盛り込んでいます。
プレイヤーが操作するキャラクターにもアクションが追加。基本動作に加え、レッジジャンプ、ロール着地、壁キック、壁登りが追加されています。動きはパルクール的でもあり、忍者っぽさもありと、こちらも新旧が融合といった感じ。
さらに武装も追加。刀(タイフーン・ブレイド)による剣劇、鬼のマスクによる忍術的な新たな能力が得られるようになっています。実際に、チャプター6シーズン1を先行してプレーすることができました。追加アクションをいろいろ試してみましたが、かなりアクティブに動ける印象です。ロール着地は高い場所から落下した時のダメージを軽減してくれますし、壁登りのおかげでこれまでは行きにくかった場所にも簡単にたどり着けます。
新武装「タイフーン・ブレイド」は、近距離戦で強さを存分に発揮できる武器です。とりあえず近づいて剣を振り回していたら、大ダメージを取れること請け合いです。エイムが苦手な初心者でも扱えそうな武器でしょう。耐久性があるので、最初から最後まで使えるわけではないですが、それでもかなり心強そうです。あと、島の中には精霊のようなものがいて、捕まえることで体力が回復しました。ここら辺も使い魔や妖怪的なイメージでプレイヤーに味方してくれる感じです。
開発陣は日本のゲームに親しみ感じている 彼らのイメージを「Fortnite」で味付け
最後に河崎氏とネイト氏に個別で話を聞いてみました。今回の新しいチャプターについてはもちろん、今後の日本展開、eスポーツシーンについて、昨年末から始まったFortniteエコシステムなど多岐に渡って語ってくれました。
――今回、様々な候補が合ったであろう中、日本を舞台に選んだ理由はなんでしょうか。
ネイト氏 まずは一度、MEGAで日本を舞台にしています。他にも日本のIPとコラボしており、どちらも成功と言える結果を残しています。日本をモチーフにすることは、日本だけでなく、グローバルで人気が高く、受けが良いのです。我々の開発陣や多くのデベロッパーの開発陣には、日本のゲームに親しんできた人が数多くいます。今回は、タイミング的に、日本を取り扱うことが良いと判断しました。
――時代背景が統一されておらず、様々な日本のイメージが盛り込まれていますが、これはどういった意図だったのでしょうか
ネイト氏 日本を取り扱うことにしましたが、現実の日本をそのまま取り込もうとは考えませんでした。日本からインスピレーションを受け、海外の開発陣がイメージする日本を「Fortnite」で味付けした形です。なので、人それぞれが持つ日本のイメージが盛り込まれています。
懐かしさ感じる人にもう一度遊んでほしい iOS版のリリースにも言及
――日本では「Fortnite」は若年層を中心に親しまれていますが、より幅広い層にプレーしてもらうという点についてはどう考えていますか。
ネイト氏 昨年から「ロケットレーシング」や「Fortnite Festival」「LEGO Fortnite」など、新たなタイトルもリリースしており、いろいろなタイトルで楽しんでもらいたいと考えています。それらのタイトルをプレーする中で、もう一度「Fortnite」を見返してもらえればうれしいです。
河崎氏 11月に行われたリミックスは、日本で最初にリリースされたチャプター2の再現をしました。あの頃遊んでいた人にとっては懐かしく感じられたと思います。日本で撮影した映像も公開しており、もう一度プレーしてみたいと思っていただけるような工夫も加えました。そこでプレーしたあと、「またフォートナイトで遊びたいな」と今回のチャプター6につながって貰えればうれしいです。
――「Fortnite」に「ロケットレーシング」や「LEGO Fortnite」「Fortnite Festival」が加わり、ゲーム内通貨のV-backsが共通化され、スキンやエモートもタイトルを超えて共有できるようになりました。あれから1年経過しましたが、評判や評価はいかがでしょうか
ネイト氏 うまくいっていると言えます。ユーザーがより遊びやすいゲーム体験を提供していきたいですね。現時点では今後のことは話せないですけど「体験をつなげること」は意識していきたいと思っています。
――EU圏内で「Fortnite」がiOSでもダウンロードできるようになり、Androidでもサイドローディングながらダウンロードできるようなりました。この結果はどうだったでしょうか
ネイト氏 iOSに限らず、幅広いプラットフォーム、ユーザーにダウンロードしていただいています。おおむね、高評価を得られています。2025年には日本でもiOSでダウンロードできるようにしていきたいと考えています。
(編集:BCN eスポーツ部)
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