2024.10.16 16:00
スマホ・PC10年続くゲーミングモニターGigaCrysta、コスパモデルで「ユーザーに感謝を還元」 記念イベントレポート

当日、会場ではGigaCrystaのこれまでの歩みを振り返る製品や年表を展示していたほか、最新製品や未発売製品を実機で紹介。ステージではプロゲーマーや大学教授を招いたトークセッションを実施しました。

イベントの冒頭、執行役員 第1事業部長の寺前浩一さんは、「10年間走り続けることができたのは、ユーザーの皆さま一人ひとりのおかげです。ありがとうございます」と感謝を述べました。
続けて「さまざまなイベントでユーザーの皆さまとお会いする中で、どのような点を評価していただいているのか、常に意識し社内でも議論しています。その結果、世の中の最新スペックが560Hzに到達するなか、当社が主流として販売しているのは160~240Hzであるなど、より多くの皆さまに喜んでいただくためにコストと性能のバランスいいものを提供しています。今後も皆さまと一緒にイベントを作っていくなかで、さらに喜びを還元していきたいです」とあいさつしました。

続くGigaCrystaブランドマネージャーの山形誓さんは、「ブランドの立ち上げ当初は映像をきれいに映し出すことに価値を見出していたので、ゲームだけでなく映画やドラマなども楽しむための、いわば“エンタメモニター”といった立ち位置でした。テレビのように使うことを想定しリモコンを付けたところ大変好評で、以降も今に至るまで続けています。きれいな映像でRPGなどのゲームタイトルを楽しむ需要が出てきてからはゲーミングモニターとして提案し始め、その後FPSや格闘ゲームなどに広がっていきました。今では、多岐にわたる用途に応じてラインアップを拡大しています」と、これまでの歩みを振り返りました。

「#どうあがいてもアイオーデータ」
トークセッションでは、アイ・オー・データ機器が2019年からスポンサー契約を結んでいるプロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」のてるしゃんさんとあびつんさんがゲストとして登壇。GigaCrystaとの出会いや特徴について話しました。

山形さんはスポンサー契約にいたったきっかけについて、2018年8月17日にてるしゃんさんがSNSに投稿したメッセージを紹介。「#どうあがいてもアイオーデータ」というハッシュタグを付けながら、GigaCrystaを最強モニターとして拡散していました。
当時の状況について、てるしゃんさんは「よいモニターを探しているなかでGigaCrystaに出会いました。まだ240Hzが一般的には8万円以上の時代に、4万円くらいで売っていたので驚いたのを覚えています。急いでメンバーに教えたら、もっと広めようということになって、みんなでハッシュタグを考えて投稿してみました。いいモニターを何度探してもアイ・オー・データ機器にたどり着く、というのが由来です」と説明。投稿はにわかに注目を集め、同社がFPSモニターをつくるきっかけになったといいます。

あびつんさんは、「大人になってから気が付いたのですが、実家の近くにアイ・オー・データ機器の社屋があり、学生の頃は通学のたびに見ていました。そんな会社とこうして一緒にお仕事ができることがうれしいです」と深い縁があったことを紹介。「アイ・オー・データ機器の魅力はたくさんありますが、なかでもモニターの設定をするときにモードの説明が表示される機能は助かります。それまでは説明書を見たり、ネットで調べたりしながら設定していたのですが、GigaCrystaに変えてからは初心者の自分でも好みの設定を探しやすくなりました」と特長を語りました。

トークセッションの後半は、新製品に実装した集中力を高める新機能「Focus Mode」について、開発に携わった明治大学 総合数理学部 専任教授の中村聡史さんを交えて話しました。
Focus Mode誕生エピソード
「Focus Mode」は、GigaCrystaシリーズの10周年記念モデル「LCD-GCQ271UD」に搭載されています。27型の大画面を24型相当の表示に切り替えられる機能で、FPSなど視野範囲にゲーム画面全体を収めたいときに効果を発揮します。中村さんが監修したのは、切替後に生まれる黒枠部分に表示されるアニメーション。10秒間隔で点滅するイメージを表示することで、「集中力が高まると周りが見えなくなってくる」という感覚を再現し、実際に集中力の向上を狙います。

中村さんは、「研究室も10年を迎えるのですが、10年前から考えていたことが実現できてうれしく思います」と喜び、「大型ディスプレイが次々と登場していますが、活用されているのは結局、中心視野の部分のみ。周辺視野で捉えているモニターの要らない部分を活用すれば、コンテンツの楽しみを変容させることができると考えていました」と研究のきっかけを語ります。

実現に10年かかったことについては、「モニター内で映像の外側に別のエフェクトを表示させるとなると、PC側にメインの映像とは別に映像処理の負荷をかけてしまう問題がありました」と説明「今回、エフェクトをモニター側で処理する方法を実現できたことは画期的でした。今後は視覚に訴えかけるさまざまなことができるようになるかもしれません」と、Focus Modeを第一歩として、モニターの可能性が広がったことを強調しました。
説明を受けて、てるしゃんさんは、「リフレッシュレートを上げたり、解像度を上げたりといったスペック面だけでなく、新モードの実装という新しい進化の形を見て、モニターはまだまだ進化の余地があるということがわかりました」とコメント。モニターの今後の進化についても期待しました。
新情報も続々
イベントの終わりには、新たな取り組みを次々と発表しました。
(1)モーニングで好評連載中のeスポーツ漫画「マタギガンナー」とのコラボキャンペーン(詳細は後日)

(2)格闘プロゲーマー MOV選手とのスポンサー契約 直近ではEVO 2024(アメリカ) ストIII 3rd 優勝

(3)京王 Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN公式モニターとして協賛 11月2~3日開催、会場にブース出展のほか競技用モニター200台提供

同大会のアドバイザーを務める、Fighters Crossover主催運営の影澤さんは、「コミュニティプレイヤーとしてどういったモニターが競技シーンにふさわしいのかについては、常々議論しています。今回こちらのモニターを採用したのは、内部遅延が約0.03フレームであること、応答速度、27型のなかでも求めやすい価格、という大きく三つの理由からです。各地のオフライン対戦会などで実施したアンケート結果に沿って採用を決めました。イベント当日は、会場一面を埋め尽くすGigaCrystaを楽しみにしていてください」とコメントしました。

(4)白いGigaCrystaの発売へ TGS2024で高評価を受けて決定、同スペックの黒モデルも発売、外箱がギガクリシアとギガクリマン仕様

このほかにも10周年を記念してさまざまな企画を実施する予定とのこと。公表できるようになり次第、発表していく方針です。
アイ・オー・データ機器は今後も、ユーザーに感謝の還元を行うことを大切にしながらモノづくり・サービスの提供を考え、思わずほしくなる商品を手に取りやすい価格で提供し、多くの満足を提供したいとしています。
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