三菱、「A.I.予報」で苦手な「整理整頓の習慣化」を支援する大容量冷蔵庫

新製品

2024/01/24 08:05

 三菱電機は、整理性向上に役立つ新整理アイテムを採用し、デザインも一新した大容量冷蔵庫「MZシリーズ」(MR-MZ60K、MR-MZ54K、MR-MZ49K)を1月26日に発売する。

MZシリーズ「中だけひろびろ大容量」

庫内がスッキリする「整理収納アイテム」を新搭載

 電気代など生活を取り巻くモノ・サービスの価格高騰が続くなか、食品をまとめ買いして計画的に消費する傾向が続いており、それと同時に「冷蔵庫内の食材を無駄なく使いきりたい」という消費者の意識も高まっている。また、冷蔵庫に関する不満調査(同社調べ)の結果、不満に感じることの約7割は「整理整頓に関する悩み・ストレス」であることがわかった。

 これらの市場背景を受け、新製品「MZシリーズ」は、冷蔵庫内の整理整頓やお手入れをサポートすることで、整理の習慣化を促し、日々の食に関する家事負担の軽減につなげるとともに、食品ロスの抑制・省エネにも貢献する。今回、新たな整理アイテムとして、誰でも整理整頓しやすく日々の暮らしがラクになる「思うまま整理セット(思うままフリーケース(大)/(小)、思うままストッパー)」を搭載した。「中だけひろびろ大容量」のサイズに合わせて作られた各アイテムは、冷蔵庫のほとんどの場所に配置可能で、用途ごとに自由に組み合わせて配置することで、冷蔵庫内をより使いやすく整理することができる。

 また、使う人の整理整頓習慣の定着化を狙い、従来の「全室独立おまかせA.I.」の通知「A.I.予報」が進化した。「整理整頓・お手入れを促す・継続につなげる通知」で、冷蔵庫の整理整頓をサポートする。今までなかなか整理整頓に取り組めなかった人に対しても、各ステップごとのやる気をアップさせる仕掛けとなり、「通知~実践~フィードバック」のサイクルで、「整理整頓の習慣化」をサポートする。

 冷蔵庫各部屋(冷蔵室・野菜室・冷凍室)に搭載のセンサーが各部屋の扉が開いている時間を計測し、過去と現在の平均開放時間の変化(増加・減少)を解析。冷蔵庫内の収納状況を予測して、操作パネルや同社独自の「つながるアプリ」に、整理整頓やお手入れを促す通知を行う。操作パネルで通知を確認した場合は、冷蔵室内の二次元コードを読み込むことで、整理整頓やお手入れに関する解説動画を視聴できる。動画を視聴後に、実践したくなるフィードバックを行うことで、整理の習慣化をサポートする。

 さらに、冷蔵庫の外観デザインも一新。インテリアの最新トレンド「バイオフィリックデザイン」を採用し、「低彩度」の色調でぎらつきを抑えたソリッド感や、自然とのつながりが感じられる要素を住環境に取り入れることで、快適性や効率性の向上を目指す。カラーバリエーションは、グランドアンバーグレー、グランドクレイベージュ、グランドリネンホワイトの3色を展開する。

 なお、置き場所の幅に制約がある人向けに、従来機種のスリム60㎝幅・片開き5ドアタイプ「MBシリーズ」をIoT対応に進化させた「MDシリーズ」を2月9日に発売する。MZシリーズ同様、進化した「A.I.予報」を搭載しており、冷蔵庫本体の操作パネルでのハートマークによる通知や、アプリから動画視聴を可能としたことで、ユーザーの整理収納の習慣化をサポートする。

 価格はすべてオープン。
 
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