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コーヒー嫌いの妻に「飲みたい!」と言わせた本格派エスプレッソメーカー「Cyetus」、2023年は家からカフェラテを持って行こう

レビュー

2022/12/26 19:30

 【木村ヒデノリのTech Magic #147】 コーヒーメーカーはかなりの数試してきたと思っていたが、この形状のエスプレッソマシンは盲点だった。とにかく早く淹れられて、手入れも簡単。抽出時間を考慮すると普通のドリップコーヒーよりも早くコーヒーができる。味も抜群でコーヒー嫌いの妻が「甘めのやつ作って!」と言ってきたほどだ。これさえあればもうお店に行かなくなるかもしれない。

見た目のデザイン性も大満足のエスプレッソメーカー「Cyetus」
 
ミルクの泡もきめ細かくカフェラテは絶品だ
 
金属中心の筐体はしっかりした作りで高級感がある
 
付属品のピッチャーには見やすい目盛りもついていて十分実用に足る
 
カップウォーマーも付いていて抽出したコーヒーを冷まさず楽しめる
 

今年頑張った自分へのプレゼントに!

 最初に言っておく、今すぐ購入してもCyetusは4月にならないと届かない。しかし、それでも買って損はないと思う。挽いた粉を一定圧で押さえるタンピング機能こそついていないものの、抽出されるエスプレッソや完成するミルクフォームは他社製の高級機と比べても遜色ない。
筆者はまだ下手くそだが練習すればしっかりとしたラテアートも

 Makuakeにて2月末までお得な価格で購入できるが、定価で比較しても他社より3割くらいは安い。(Makuakeにて6万8990円、12月21日時点)そうなると心配なのは耐久性などだが、筐体は一般的な全自動コーヒーメーカーと比べてもかなりしっかりできており安心感がある。
筐体は金属製の部分が多くかなりしっかりとしたつくり

 また構造も思った以上にシンプルなため、メンテが簡単で故障も少なそうだ。筆者はこういうタイプのエスプレッソメーカーは手入れが大変だと先入観で敬遠していたが、実際はドリップタイプのものより楽。
抽出が終わったらサッと汚れを取るだけなのでドリップよりもかなり楽なのが意外だった

 以前紹介したバルミューダのコーヒーメーカーは、味が良いものの時間がかかる上に抽出量が2杯分くらいと少ない。それがCyetusなら豆挽きが18秒、抽出や30秒ほどでミルクフォームを入れても1分少々で美味しいカフェラテが淹れられる。
抽出も早いので慣れると1分かからず淹れられるように

 バルミューダのドリップコーヒーもたしかに美味しいのだが、寒い日仕事のお供にはやはり濃いめのカフェラテの方が好都合。自分へのご褒美に1台、というのはかなりアリだろう。
 

味がとにかく素晴らしい、アメリカーノも別物に

 筆者はカプセルタイプの高級機、クレアティスタプラスとBALMUDA The Brewも同時に使っているが、一番違いを感じたのが味だ。とにかく美味しい。多分お店でこれが出てきても気づかず5、600円は払ってしまうのではないだろうか。
その場で挽くCyetusはとにかく味が良い

 エスプレッソにお湯を足したアメリカーノではこれがさらによくわかる。カプセルタイプでミルクを足さないメニューを作ると変な苦味と水の味が分離して感じられて美味しさを感じられずにいた(良い水を使えばもちろん違うのだろう)が、Cyetusのエスプレッソはお湯で割ってもドリップコーヒーのようなバランスを保っている。
カプセルタイプは手軽だがメンテまで考えるとむしろ時間がかかってしまうかも

 熱いうちはどれも美味しく感じるが、薄めたり冷ましたりするとポテンシャルが現れる。どんな状態でも美味しいコーヒーが淹れられるのはCyetusの大きな魅力だ。
 

見落としがちな保守性、綺麗を保てるといつでも美味しい

 カプセルタイプだとどうしても汚れが溜まるため、こまめにメンテしていても雑味や香りに違和感が出てくるという問題がある。Cyetusはこうした汚れを溜めずにおくメンテナンスがかなり容易で、サッと拭いたりするだけで良い。洗浄機能も備わっているため常にフレッシュな風味を楽しめる。
カプセルタイプは抽出したコーヒーも内部を通る構造なので汚れやすい

 こうした構造や保守性が味にすごく影響するのだということがCyetusを使って初めてわかった。コーヒーメーカーでは機能性や手軽さに目がいき、保守性を見落としがちだ。
高価な全自動コーヒーメーカーもコーヒーやミルクが内部を通る構造なのでメンテが面倒

 数十万する全自動コーヒーメーカーもメンテがとてつもなく大変なことが多い。それなら少しアナログだが構造がシンプルで汚れづらいCyetusのようなタイプのエスプレッソメーカーが長く使う上で便利なのではないだろうか。
面倒に見えて実は一番実用的、というのは目から鱗だった
 

このクオリティなら2023年はお店に寄らなくなるかも

 毎日お店に寄るのも良いが、このクオリティのカフェラテが家で作れるのなら持っていくという新しい選択肢ができる。豆や水もかなりの容量入れられるので、すぐに補充しなくても良いのも便利だ。
豆は15段階で挽けて、水は2.3L入る

 コーヒーメーカーを使わなくなる原因の一つにランニングコストや購入の面倒さがある。カプセルタイプは1杯100円程度してしまう上に無くなる前にウェブで購入しなければならないというのが意外と障壁になった。
1杯90~100円程度となると心理的障壁になってくる

 一方、BALMUDA The Brewは美味しいものの抽出までの時間が面倒に感じることが多かった。仕事をしながらだと2杯ずつ抽出しなければならないのは実用性に欠けた。
ドリップコーヒーの2杯はアメリカーノの2杯と比べて消費が早いので手間が増える

 Cyetusでは上記のデメリット両方を解決してくれている。すぐに入れられてとても美味しいので仕事の合間でもパッと淹れられている。毎日何杯も飲む、味にもこだわりたい、と言う人は迷わずこれを選ぶと良いだろう。さらに便利に使うために次期モデルではぜひタンピング機能もグラインダーの部分に付けて欲しい。
タンピングは粉が溢れるのでグラインダー部にその機構も付いてくれるとありがたい

 今まで自分の選択肢になかったエスプレッソマシンだが、結果的に一番実用性が高かった。まだクリスマスプレゼントを決めていない方は自分への投資として検討してみてはどうだろうか。(ROSETTA・木村ヒデノリ)


■Profile

木村ヒデノリ 
ROSETTA株式会社CEO/Tech Director、スマートホームブランドbentoを展開。

普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。

【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)
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