コクヨが“紙”だけ製品化 用途に応じた書き心地体験

新製品

2022/05/18 09:00

 コクヨは、同社歴代の紙製品に使われている中紙のみを製本せずにパッケージにした「コクヨの紙シリーズ」を、5月20日から6月9日まで数量・店舗限定で発売する。

中紙のみを製本せずにパッケージにした「コクヨの紙シリーズ」を期間・数量限定で販売

 「コクヨの紙シリーズ」は、コクヨのロングセラー商品である帳簿、便箋、キャンパスノートを含む9種類の紙製品の中紙のみを、製本せず「紙」として提供することで、枚数、向き、順序の制約を取り払い、使い手による自由な使い方を促す。同時に、それぞれの商品用途に沿って開発された紙の「書き心地」の違いを、使用する筆記具との相性や筆圧、その日の気分や体調によって自由に選べるようにすることで、新たな「書く体験」を提案する。

 「キャンパスノート原紙」上質紙(森林認証紙)は、様々な筆記具に対して書き心地を追求した筆記用紙。70g/平方メートル。
 
キャンパスノートと、今回発売するキャンパスノート原紙(左)のイメージ

 「スマートキャンパス原紙」(上質紙(森林認証紙))は、薄くて軽く、なめらかな書き心地。60g/平方メートル。

 「キャンパスルーズリーフ(しっかり書ける)原紙」(上質紙)は、ペン先が滑らない安定した書き心地。77g/平方メートル。

 「和文タイプ用紙」(高級簿紙)は、タイプライターでも使われてきた高級簿紙。13g/平方メートル。

 「便箋用和紙」(和紙)は、クラシックな簾目が特徴のレイド紙。44g/平方メートル。

 「書翰箋原紙」(上質紙(森林認証紙))は、薄くてもインクのにじみや裏抜けがしにくい特抄き紙。50g/平方メートル。

 「コクヨ複写簿原紙」(特殊紙)は、複写簿の最上段に使用されるマットな質感の上質紙。41g/平方メートル。

 「コクヨ帳簿原紙」(上質紙)は、インクがにじまず保存に耐える特厚口の筆記用上級紙。100g/平方メートル。

 「測量野帳(耐水)原紙」(合成紙)は、屋外・雨天などハードな現場での使用に適した合成紙。73g/平方メートル。

 価格はオープン(A5サイズ、30枚入り)。取扱店舗は、コクヨ直営店「THE CAMPUS SHOP」と銀座伊東屋本店となる。