100均のファイヤースターターをガチ検証! 本当にアウトドアシーンで使える?

レビュー

2022/03/20 18:00

 近年100円均一ショップでもアウトドア用品がどんどん増えてきている。しかし、本来のアウトドア用品はそれなりに値段が張る印象も。そこで今回は100均でみつけたアウトドア用のファイヤースターター(火付け棒)を検証する。これをポケットからクールに取り出してシュシュッと火を付けることができればバーベキューや焚き火で人気者になること間違いなし…のはずだが、さて無事に燃え盛るか、100均の炎!

春になってもキャンプの主役はやっぱり焚き火! 
今回は100均のファイヤースターターを試す

まるで火付け石。摩擦で火を起こすファイヤースターター

左が「ティンダーヘンプ」110円、
右が「収納式ファイヤースターター」110円。共に松野工業
 
収納されている状態のファイヤースターター。
印鑑よりひと回り大きいサイズ感。


 今回はファイヤースターターの横に並んでいた火をつけるための麻の繊維も購入。これはかなり燃えそうだ。ファイヤースターターを袋から出してみると、あれ?パッケージと色が違うのね。どちらかというとオレンジ色がかっちょいい気がしたのに、残念&しっかり観察しなかったことに反省。
 
火を起こすためのマグネシウムの芯

 気をとりなおしてファイヤースターターを触ってみると、真ん中でぱかっと別れる構造。片一方には黒いマグネシウムの芯が、もう片一方には銀色の四角い金属がついている。ほうほう、これを擦り合わせて、火花を出し、麻の繊維に着火させると大成功というわけだ。
 
アルミ皿とティンダーヘンプを揃えて準備完了
 
マグネシウムの芯を擦るための素振りを行う

 さっそくベランダに出て、火付けの準備を。アウトドアでよく使用するアルミの皿に、麻のもじゃもじゃを入れてっと。ちょっと緊張しながら、この上でシュシュッと擦るシミュレーション。そしておそるおそる、黒い芯を銀色の鉄に当ててみる。もちろん、まだ何もおこるわけがない。こんな感じかな?と今度は強めにエイエイと擦る。シーン。う~、うまくいく気がまるでしない。

 これは素振りが必要だと、とりあえず器から離して思いっきり擦り上げてみた。オラオラオラっと自宅のベランダがゆえに心の声のみ張り上げる。やがて1分か2分すると、お!おお!オレンジの火花がバチンと弾けた。次はこの様子を写真に納めようと、四角い鉄の方を足で挟み、片手でマグネシウム棒を擦りながら片手にスパホも握ってパシャリ。うわ~これは激ムズだ~。ぜんぜんうまくいかない。
 
写真に火花を納めるために、片手でチャレンジ
 
数分の努力の末、比較的うまく火花の写真が撮れた瞬間
 
擦り続けると、やがてさらに大きな火花が上がった

 そこから格闘することおよそ5分、火花はガンガン出るようになる。あとはシャッターのタイミングのみ! シュシュシューッ、パシャパシャ、シュシュシューッ、パシャパシャ。文字にするとわけがわからない状態が続く。やがて腕がパンパンに疲れてきたころ、本日最大火花が上がり、それをうまくパシャリ。イェイ!やったぜ俺!と一人で大興奮。

 おっと、ミッションはまだまだ途中。さっきクラスの火花があのモジャモジャの中で上がればきっと燃えてくれるはずだ。芯をアルミ皿の上で擦りまくるが、やはりうまくいかない。もしかしたらファイヤースターターもだけど、この麻の繊維も100均商品。湿っているなどの問題があるのかも……。
 
マグネシウムの棒にたくさんの傷がついていた
 
いよいよ本番。火花はたくさん出るのだが…
 
火がついたら一瞬で燃え広がった。
焦って変な写真を撮る
 
これが燃えている様子。
炎の勢いはなかなか強い

 人のせいにしたそのとき、バチンという元気な火花が出たかと思った瞬間にボウッ。一瞬で着火&燃焼。慌てて写真を撮ってももう遅い。ただもじゃもじゃがメラメラ燃えているだけの写真に……。しかし思ったよりかなりの火力だ。この火を紙や細い木に移していけば十分バーベキューや焚き火でも使えるだろう。そんなことを思いながら、ベランダでの一人キャンプファイヤーは幕を閉じた。
 
ひと仕事終えて誇らしげなファイヤースターター

 結果、100均のファイヤースターターと麻の繊維、両方問題なく大活躍してくれることが判明。写真に納めようとするとなかなか難しいが、これをキャンプの時にスッと取り出して賢明に火を付けている君の様子は、永遠にみんなの心のメモリーに記録されるからね!(エフェクト・山葉のぶゆき)


※記事中の価格は購入時もの

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