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オフィスからアウトドアまで大活躍の「3way ヒートクッション」は冷え性の心強い味方!

レビュー

2021/02/24 18:00

 春がすぐそこまで来ているとはいえ、冷え性の人はまだまだ手先、足先が冷たいのではないだろうか。筆者も冷え性なので、自宅ではもこもこの靴下を、オフィスでは温かい生地のスリッパを履いて足を温めているが、パソコン作業をする手は冷たいまま、ということもある。

 筆者のように冷えに悩まされている人いとって強い味方になりそうなのが、アイリスオーヤマの「3way ヒートクッション HW-3W」だ。ただ温かいだけではない機能的なクッションの魅力を紹介しよう。
 
アイリスオーヤマの「3way ヒートクッション HW-3W」。サイズは幅450×奥行き330×高さ30mmで、価格は6580円(税抜)

コンパクトに折り畳めるので持ち運びに便利

 3Way ヒートクッションは、アイリスオーヤマの「ヒートシリーズ」のラインアップの一つ。ベロア素材で肌触りのいい「インドアシリーズ」は、ほかにも「ヒートクッション」「ヒートブランケット」「カーヒートクッション」がある。

 「カーボンナノチューブ」と呼ばれる炭素原子によるナノレベルの繊維をヒーターに採用しており、薄くて軽量なのが魅力。また、熱伝導率が高いので、電源を入れて短時間で温まるのも特徴だ。折りたためば付属の収納ポーチにコンパクトに収納できるので、持ち運びもしやすい。
 
ペットボトルくらいのサイズ感になるので、外に持ち出しやすい

 室内での利用だけでなく、ベランダなどちょっと肌寒い環境に持ち出せるのもありがたい。屋外での利用がメインであれば「GRAND TRAIL」というアウトドア向けのシリーズを選んでもいいだろう。こちらは表面に撥水加工が施されており、水洗いにも対応している。

 給電には市販のモバイルバッテリーを使えるので、屋外でも給電に困ることはない。屋内であれば近くのコンセントから給電しながら使えるが、コード長は1mなので延長コードが必要になることもありそうだ。
 
入力ポートはUSB Type-AとType-Cが使える

 1000mAhのモバイルバッテリーの場合、約17~10時間使えるので、泊まりのキャンプなどでなければ問題なく使える。ちなみに約3時間で自動的に温めを停止する仕様で、続けて使用するには電源を入れ直す必要がある。

ハンドウォーマーや抱きまくらにもなる

 「3Way 」とあるように、三つの使い方ができるのも大きな特徴。広げるとクッションとして利用でき、椅子やソファに置いて使うとお尻がほかほか温まる。ただし、中央部分のみが暖かくなるので、クッション全面が温まるわけではない。
 
座面は広いが温かいのは中央部分のみ。筆者はリラックスタイムにソファの上で使うことが多かった

 冷え性の筆者が一番気に入ったのは、ハンドウォーマーとして使う方法だ。ボタンループを留めると三角形になり、クッションとクッションの間に手を入れられる。仕事の合間に手が冷えたなと感じたときや、昼食後に机でちょっとうたた寝したいときなどに大活躍している。
 
手を入れると適度な圧迫感があるのも心地良い

 また、リラックスタイムには抱きかかえて電気湯たんぽのように使うこともできる。この使い方も気に入っており、お腹に当てるとぽかぽかして気持ちいい。ただし、サイズは少し小さめなので、抱き心地はやや物足りなさを感じた。

寒さに合わせて温度調節が可能

 3Way ヒートクッション使ってみて気に入ったのは、温度調節ができる点だ。温度の切り替えはコントローラーボタンを押すだけ。レベル4が赤、レベル3が紫、レベル2が緑、レベル1が白にボタンが点灯し、オフになると消灯する。給電を開始すると自動的に温めが開始される。寒い場所ならレベル4、暖房のきいた場所ならレベル2くらいがちょうど良かった。

 デスクワーク中は椅子に置き、リラックスタイムはソファで、布団のなかが冷たいときは湯たんぽ感覚で使うなど、この時期はまだまだ利用シーンが多い。6580円という手頃な価格なので、身近な人へのプレゼントにもいいだろう。(TEKIKAKU・今西絢美)