キーボードのタイピング感も良好

 シザー方式を採用するキーボードはゲーミングのために形状や仕様を最適化。スペースキーは縦方向の幅を広げて誤操作を低減。各矢印キーを独立させて正確なコントロールを可能にしている。Xbox Liveで配信されているゲームをプレイしてみたが、キーボードの操作感がとても安定しているのでゲームに集中できる。
 
フルサイズのキーボードを採用。
 
LEDバックライトも搭載

 タイピングのストロークはやや深めに感じられたが、キー入力に対する反応はとても良好だ。ビジネスアプリケーションによる長時間作業も疲れを感じにくかった。左上側には音量/マイクミュート/Armoury Crateにすばやくアクセスできる四つのゲーミングホットキーがある。ゲーム以外の映画や音楽などエンターテインメントコンテンツを楽しむ際にとても便利だ。
 
キーストロークはやや深めで、タイピング感はとても安定している
 
四つのゲーミングホットキーは動画再生などにも役立つ。

遊べる・使えるAnime Matrixディスプレイ

 天板に配置した特徴的なAniMe Matrixは1215個のミニLEDにより構成される。いわゆるドット絵が表示できるディスプレイであり、デザインのカスタマイズを楽しんだり、実用的な使い方もできる。例えば、時計やバッテリー残量を表示しておけば、少しパソコン作業を中断して席を立ち、またパソコンを置いたデスクのところに帰ってくる時にAniMe Matrixディスプレイに表示される情報を確認できる。
 
1215個のミニLEDにより構成されるAniMe Matrixディスプレイ

設定アプリケーションからアニメーションや写真、
音楽に合わせたオーディオビジュアライザーなどが指定できる。LEDの輝度変更も可能だ

 エンターテインメント的な用途として、AniMe Matrixの設定ツールから好きな写真をドット絵に変換して表示したり、音楽を再生しながら文字と動くオーディオビジュアライザーを、複数プリセットされているパターンから選択して映しながら動きを眺めて遊べる。
 
実用的な時計・カレンダー表示もできる

 白色LEDを発光させる仕様なので、光がうるさく感じられずスタイリッシュな雰囲気を醸し出してくれる。光のインスタレーションとして、デスクトップに華やぎを添えてくれそうだ。外観にひと味違う個性的な魅力を備えるノートPCを探している人には打って付けの選択肢だと思う。AniMe Matrixは不要という人には、非搭載モデルの選択肢もある。

充実の総合力を備えるハイスペックノートPC

 今回テストしたシリーズ最上位機種の「ROG Zephyrus G14 GA401IV」はバッテリー駆動時間が約9.4時間と必要十分なスタミナを備えている。公共交通よる長時間移動の際にもポータビリティの高いワークステーションとして、あるいはエンターテインメントのパートナーとして活躍してくれる。先述したようにUSBポートからモバイルバッテリーによるチャージができるところも頼もしい。

 上位モデルのWQHD解像度のディスプレイは発色も素直だ。色再現性能にこだわってsRGB 100%のカバー率としたほか、PANTONE認証も取得している。Webデザインなどクリエイティブ用途のハイスペックノートPCとしても信頼できるディスプレイ性能だ。
 
ゲームコンテンツも鮮やかに表示するディスプレイを搭載

 ほかにも無線LAN通信の最新規格であるWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しており、同じ規格をサポートするWi-Fiルーターとの組み合わせれば安定した高速ネットワーク通信ができる。指紋認証機能付き電源ボタンによるセキュアなログインや、パームレスト部分の内部をハニカム構造としてハードな仕様に耐える高い剛性を持たせたところなど、タフなビジネス用ノートPCとしても縦横無尽の活躍が期待できそうだ。(フリーライター・山本敦)

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