端末料金1万9800円、AI機能と基礎性能を大幅向上した新端末「TONE e20」

新製品

2020/02/17 18:30

 トーンモバイルは、新端末「TONE e20」を2月20日に発売する。大画面、カメラ、CPUなど基礎性能を、従来の端末(TONE e19)に比べ大幅にアップグレードしながらも、端末料金が1万9800円(税別)と購入しやすい価格に設定した。

TONE e20

 TONE e20は、広角撮影可能なトリプルカメラを搭載し、大画面/大容量バッテリにもかかわらず薄く手に馴染む持ちやすさを実現。デザイン面では、デザインプロデューサーの迫慶一郎氏が監修を務め、背面ガラス風仕上げによる1枚のガラスをイメージした美しいきょう体による滑らかさが特徴となっている。

 ソーシャルエンジニアリングなどへのセキュリティ対策「生体アプリ認証」機能では、アプリごとに「顔認証」での起動が可能。また、フリービットグループがTrusted Internet構想のもとに取り組んできたブロックチェーン関連技術を活用し、ブロックチェーンで守られない要素(オフチェーン部分)での改ざんリスクに対応するログ保管の技術「The Log」を世界で初めてコンシューマー向けに採用した。

 さらに、機械学習を利用して子どもの「日常生活の安全」と「ネット利用の安全」を守る「TONEあんしんAI」をアップデート。急増する「自画撮り被害」対策として、特許申請中の技術を活用した、自画撮り被害を防ぐ、世界初の“AIフィルター”搭載の「TONEカメラ」の提供を開始する。AIが被写体を分析し、裸写真などの不適切画像と判断された場合、端末自体での撮影ができず、データとしても保存できなくなる。

 また、「TONEファミリー」によってTONEカメラが不適切画像を検知すると、保護者に通知をすることも可能。TONEカメラは、警察や学校などと連携し、情報モラル教育の推進を目的として展開している「スマホあんしんラボ」の活動なども通じて、自画撮り被害に対する社会問題の解決に貢献していく。

 一つのアプリでメッセージ、ゲーム、動画視聴など多くの機能を使える「スーパーアプリ」にも対応。TONEファミリーでは、メッセージアプリなどでのメッセージのやり取りは制限していても、メッセージ内の動画の視聴は許可しない、などのより安心・安全で、細やかなコントロールが可能となる。

 さらに、動画視聴やアプリダウンロードの際に必要なだけ「高速チケット」を利用できるよう、特定のアプリを起動した時に自動的に通信速度を切り替える「マイプラン設定」にも対応し、LINE内の動画などでも高速チケットが自動的に適用される。