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バッファローのマウス「FLEXUS」、モバイルワーカーを支援するデザインとフィット感が秀逸

 会議室に移動するときやリモートワークで外出先で仕事をしているときに、ノートPCと一緒にマウスを持ち運ぶのが煩わしい、落としてしまうなどの不便さを感じたことはないだろうか。メルコホールディングスの中核企業のバッファローは、「働き方改革」でリモートワークするビジネスパーソンをサポートする、洗練されたデザインのワイヤレスマウス「FLEXUS(フレクサス)」を10月30日に発売。ビジネスシーンに寄り添って快適に作業できるマウスとして、デザインだけでなく機能や握り心地など細部にまでこだわった。

ビジネスパーソン向けのバッファローのワイヤレスマウス
「FLEXUS(フレクサス)」

シャツのポケットに入るほど高いポータビリティー

 製品名の「フレクサス」は、「フレキシブル」と「サクセス」の単語を組み合わせた造語で、どんなシーンや場所でも適応でき、ビジネスを成功に導くという意味が込められている。

 サプライ事業部の植村雄介商品課長は「これまでのマウスは手にしたときのフィット感や多機能性を重視した設計をされて、どうしても大きくなりがちで持ち運びに不便だった。実際にヒアリングをすると、ノートPCを外に持ち運ぶ際にマウスは持たないという人も少なくなかった」と語る。
 
バッファローのサプライ事業部の植村雄介商品課長(左)と
サプライ事業部商品課マーケティング係の高橋桂一氏

 プレゼンテーション用の資料づくりやExcelの表計算など、マウスを使った方がはるかに作業効率が上がる場面でも、邪魔だったり、落として壊すのが嫌だったりという理由でマウスを使わず、かえって無駄なストレスを感じたり生産性の低下につながったりしているというのだ。

 そこでフレクサスでは、ポータビリティーの良さを打ち出すために厚さ26ミリという薄さを実現した。サプライ事業部商品課マーケティング係の高橋桂一氏は「カバンにすんなり入り、シャツの胸ポケットにも入るほどの薄さ。ノートPCと重ねて持ち運ぶ際も手にフィットする」と、実際にノートPCと重ねて持って見せた。筆者も実際に体感してみると、手にしっかりホールドされるフィット感が確認できた。
 
会議室の移動などノートPCと一緒に持ち運ぶときにフィットする薄さ26ミリ

薄さ26ミリながら米国MIL規格準拠の堅牢性

 一方で薄くて不安になるのが堅牢性だが、この点は、米軍がさまざまな装備品を調達する際の基準となる米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 procedure IV」に準拠しているので安心。ノートPCの堅牢性の指標としても使われる規格として有名だが、マウスで準拠した理由について植村商品課長は「外出時にマウスを持ち運ばない理由の一つに、落として壊した経験があるからというものがあった」と、持ち運ぶ際の安心を担保するためだと語る。

 デザイン面では、ノーマルデザインと共にスタイリッシュなジオメトリーデザインも用意した。堅牢性をデザインからも演出するように、岩のような幾何学模様に仕上げた。ダイヤモンドのような固さや強さをイメージさせるのと、所持する喜びを与えて人に魅せたくなるようなデザインを意識したという。

 握り心地では、フレクサスの左右に施したサイドエッジもこだわりのポイントだ。「薄いだけのデザインを優先してしまうと握り心地を犠牲にしてしまう。薄型ながらも作業中のホールド感が失われないようにサイドのエッジを少しだけ立てている」と高橋氏は語る。
 
ホールド感を失わない「サイドエッジ」

プレゼンテーションでもスマートに活躍

 さらにビジネスパーソンにとって気が利く機能が、フレクサスがプレゼンコントローラーに早変わりする「プレゼンテーションモード」だ。

 左右のボタンをクリックするとパワーポイントのスライドショーを進めたり、戻したりできる。また、真ん中のホイールボタンを押すとスライド表示が消える。これは「講演などで聴講者の意識をプレゼンテーターに集中させたいときなどに便利な機能」と植村商品課長は説明する。

 出張などの際は、カバンにマウスを入れるだけで済むし、何よりプレゼンコントローラーを忘れてプレゼンに困るといった心配もない。
 
DPIボタンを3秒間の長押しをするとプレゼンテーションモードになる

 通常のマウスでパワーポイントのスライドショーを操作する場合、多くはスライドを進めるだけで戻すことができない。進めるだけの一方通行では、実際のビジネスシーンで使いづらいだろう。また、ホイールを使えば戻ることも可能だが、目的のスライドを表示させるのに繊細な操作が必要となる。フレクサスに込められた「ビジネスを成功に導く」ための配慮が感じられる。

 カチカチと音がならない全ボタンの静音仕様や、木目やガラステーブルでも反応するBlueLEDセンサーなどのほか、接続方式はBluetoothではなく一般の無線接続(2.4GHz)に対応する。これもプレゼンで会場支給のノートPCを使うシーンで、Bluetoothだとペアリングしなければならないが、無線接続であれば付属のドングル(受信機)を差すだけで使用可能になるため。もたつくことのないスマートなプレゼンは、相手に好印象を与えるだろう。

 働き方改革で残業を減らすためにモバイルワークや直行直帰が推奨されるなど、今後ますます生産性の改善が求められる。フレクサスが実現するスマートで快適な作業が、自分の仕事を成功へと導く。価格はオープンで税別の実勢価格は2580円前後だ。
 
USBが2ポートの「USBポート付き電源タップ BMPA24TP2シリーズ」(左)と
USBが3ポートの「BMPA36TP3シリーズ」(3350円前後)

 今後はフレクサスをマウスだけでなく、一つのシリーズとしてラインアップをさらに広げていく。既に11月中旬にはコンセントが2口、USBが2ポートを備える「USBポート付き電源タップ BMPA24TP2シリーズ」(2820円前後)とUSBが3ポートの「BMPA36TP3シリーズ」(3350円前後)を発売している。

 20年1月中旬には、新幹線や飛行機などで作業する際の情報漏えいを防止するプライバシーフィルターも発売する予定。12.5型ワイド用で7ミリ程度の狭額縁のベゼルにもフィットし、ワンタッチで脱着できるマグネットタイプ「覗き見防止フィルター BFNMシリーズ」は6400円前後、発売済みのシール固定タイプ「BFNシリーズ」は6400円前後となっている。12.1型~23型までそろえる。