米Appleは、現地時間の9月10日(日本時間9月11日)、699ドル(日本の直販価格は7万4800円)と安価な「iPhone 11」とトリプルカメラ・有機ELディスプレイを搭載した「iPhone 11 Pro/Pro Max」の計3機種を発表した。OSはいずれも「iOS 13」をインストール。9月13日21時から予約を受け付け、9月20日に発売する。なお、「iPhone 8」「iPhone XR」は値下げして継続販売する。

ヒットした「iPhone 8」以来、名称に数字が入った「iPhone 11」は699ドルから

 iPhone 11は、6.1インチのLiquid Retinaディスプレイ(1792×828ピクセル、解像度326ppi)、超広角・望遠による約1200万画素のデュアルカメラを搭載。カメラには新たに「ナイトモード」を盛り込んだ。本体の防水・防じん性能はIP68等級に準拠し、最大水深2メートルで30分間まで耐えられる。

 ストレージ容量は64/128/256GBの3種類。カラーはパープル、グリーン、イエロー、ブラック、ホワイトと、PRODUCT(RED)の計6色。iPhone XR同様、「3D Touch」には対応していない。
 
iPhone XRのポップなカラーとは一転、淡いカラーリングに

 iPhoneでは初めて「Pro」と冠したiPhone 11 Pro/Pro Maxは、新しい「Super Retina XDRディスプレイ」に加え、独自の「A13 Bionicチップ」「第3世代のNeural Engine」を採用し、性能を追求。バッテリー持ちも大幅に向上し、同じ画面サイズのiPhone XS Maxと比べると、最大バッテリー駆動時間はiPhone 11 Proは4時間、iPhone 11 Pro Maxは5時間伸びた。約30分で最大50%充電が可能な高速充電対応の18Wアダプタも付属する。

 画面サイズは、従来のiPhone XS/XS Maxと変わらず、iPhone 11 Proは5.8インチ(2436×1125ピクセル)、iPhone 11 Pro MaxはiPhone史上最大の6.5インチ(解像度2688×1242ピクセル)で、メインカメラは、超広角・広角・望遠による約1200万画素のトリプルカメラ仕様。スマートフォン史上最高のプロカメラシステムといい、ポートレート撮影や動画撮影を強化した。一方、「Face ID」に対応するフロントカメラ「TrueDepthカメラ」は、従来の700万画素から1200万画素にアップ。f値2.2の明るいレンズ、ボケ効果が進化したポートレートモードで美しいセルフィーが撮れる。
 
iPhone 11 Pro/Pro Maxのトリプルカメラはまるで「タピオカ」?

 本体はIP68等級準拠の防水・防じんに対応し、最大水深4メートルで30分間まで耐えられる。なお、「3D Touch」には対応していない。ストレージ容量は64/256/512GBの3種類。カラーは、シルバー、スペースグレイ、ゴールド、新色のミッドナイトグリーンの計4色。
 
カラーバリエーションは4色。ミッドナイトグリーンは初

 日本ではソフトバンク、KDDI(au)、NTTドコモが販売する。Appleのオンラインストアでは、機種と状態に応じて下取りを行い、下取りなし時の税別価格は、「iPhone 11」の64GBが7万4800円、128GBが7万9800円、256GBが9万800円、「iPhone 11 Pro」の64GBが10万6800円、256GBが12万2800円、512GBが14万4800円、「iPhone 11 Pro Max」の64GBが11万9800円、256GBが13万5800円、512GBが15万7800円。

 同時に、常時点灯などの新機能を搭載したスマートウォッチ「Apple Watch Series 5」、従来の9.7インチiPadの後継機種となる「第7世代iPad」を発表した。iPhone向けOSの最新版「iOS 13」は、iPhone 6s以降を対象に、9月16日に無料ソフトウェアアップデートとして提供する。