エレコム、IEEE802.11ax Draft準拠の無線ルーター今秋発売

新製品

2019/06/11 12:30

 エレコムは今秋に、無線LANルーターの新製品として、IEEE802.11ax Draftに準拠した「Wi-Fi 6」テクノロジー対応の「WRC-X3000GS」を発売する。価格は未定。

WRC-X3000GS


 インテルHome Wi-Fiチップセット「WAV600」シリーズを採用し、インテルWi-Fi 6(Gig+)を搭載したPCとともに使用することで、高速接続を実現する。

 次世代規格であるIEEE802.11ax Draftに準拠しており、11ax接続時は5GHz帯で最大2402Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbps(どちらも規格値)の高速通信が可能なので、4Kテレビの映像を無線LAN経由でも快適に視聴できる。

 グループ会社であるDXアンテナのノウハウを活かし、ノイズに強く5GHz帯/2.4GHz帯で独立したハイパワー内蔵アンテナ(2×2)を備えることで、すっきりした見た目ながら快適な通信を実現した。有線LANポートはすべてGigabitクラスの光通信に対応し、回線速度を最大限に活用可能。

 また、家族6名での利用を想定しており、6名全員がテレビやスマートフォンなどの複数端末を同時使用しても快適に通信できる。そのほか、ルータ買い替え時に設定を簡単に移行可能な「らくらく引っ越し機能」、子どものインターネット利用を保護する「こどもネットタイマー3」、来訪者に安全に無線LAN接続を提供できる「友だちWi-FiTM(ゲストSSID)」など、多彩な機能を搭載する。

 なお、価格や詳細な仕様は、後日発表する。