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エレコムがBtoB事業加速、グループを集約してショールームをオープン

 エレコムは、11月19日に東京支社を東京・千代田区四番町から九段北へと移転した。新社屋のオープンにあたって、都内に分散していたグループ会社のロジテックハギワラソリューションズDXアンテナの3社も集約し、1階にグループのディー・クルー・テクノロジーズを含むBtoB向けショールームをオープンした。エンベデット(組み込み)事業などがスピーディーにワンストップで提案できるようになり、エレコムのBtoB事業がさらに加速する。

11月19日にオープンしたBtoB向けエレコムショールーム

 エレコムは、PC周辺機器をはじめとするコンシューマ向けのBtoC事業から、法人向けIoTソリューションなどBtoB事業へと大きく経営の舵を切っている。2019年3月期の第2四半期決算(18年4~9月)でも、売上高467億7800万円(前年同期比2.8%増)のうち、エンベデット事業(加熱式たばことヘルスケア関連製品を含む)が入る「その他」事業が36億6600万円、構成比で7.8%とまだ小さいものの同32.3%増という高い伸びを示している。
 
エレコムの2019年第2四半期のセグメント別売上高実績

 今回の東京支社の移転もこの流れの一環で、エレコムの一部の組織とロジテックハギワラソリューションズが入っていた千代田区麹町の東京テクニカルセンターと、千代田区神田にあったDXアンテナの東京営業部・技術第2部を1か所に統合した。

 ショールームのコンセプトは、「毎日展示会」と「進化するショールーム」の2つ。前者は、国内の各地で開催されるエレコムグループの展示会と同じ内容の展示を常設することで、いつでも製品やサービスを見ながら商談できるようにした。また、グループのBtoB向けソリューションや製品を横断的に展示することで、視察予定だった製品以外のサービスのアピールにもつながる。

 実際にショールームでは、企業や工場、駅、病院、店舗などで使われるさまざまなグループのソリューション事例を紹介している。例えば、ディー・クルー・テクノロジーズのコーナーでは、工場の作業員が倒れたり、つまずいたりするなどの異常行動を示した時に、加速度センサーなどで検知して見える化できる工場向けのIoTインフラシステム「作業員 見守りシステム」のパネル展示する。
 
グループによるソリューション事例を展示
 
ディー・クルー・テクノロジーズの「作業員 見守りシステム」

 「進化するショールーム」は、新しいソリューションが出るたびに展示内容を最新のものに更新することを目指す。見やすいように、ホワイトを基調とした展示スペースに、パネルボードと製品台をセットしたシンプルな構成にした。
 
パネルと製品をセットにしたシンプルな構成

 ほかにも、ロジテックの堅牢タブレットを使った事例紹介や、ハギワラソリューションズのIoTゲートウェイ、既存の同軸ケーブルを使ったDXアンテナの通信ネットワークの提案など、多岐にわたる業界で活用できるソリューションを展示している。(BCN・細田 立圭志)

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