「MacBook Air」がRetinaディスプレイ搭載に、「Mac mini」も刷新

新製品

2018/11/02 18:00

 Appleは、最新OSの「macOS Mojave」や最新セキュリティチップを搭載し、スペックを強化した新しい「MacBook Air」と「Mac mini」を11月7日に発売する。

Retinaディスプレイ「MacBook Air」新モデル

 「MacBook Air」は、従来に比べ48%も色が増えた解像度2560×1600、13.3インチのRetinaディスプレイと、指紋認証センサー「Touch ID」を新たに搭載。ほかにもFaceTime HDカメラ、最新世代のキーボードと感圧タッチパッド、音量が25%大きくなり、低音が2倍になったスピーカーなどを取り入れ、機能面を強化した。

 本体は、前モデルと比較して体積は17%コンパクトになり、もっとも厚い部分で10%の薄型化。本体重量も100g軽くなった。インターフェースとして、USB Type-CデバイスもつなげられるThunderbolt 3を2基備えた。

 サイズは幅30.41×高さ0.41~1.56×奥行き21.24cm、重さは1.25kg。OSはmacOS Mojave。カラーは、ゴールド、シルバー、スペースグレイの3色。
 
Thunderbolt 3(USB Type-C)を搭載

 税別価格は、第8世代インテルCore i5、メモリ8GB、128GBのSSDを搭載した最小構成で13万4800円。ストレージを256GBのSSDに変更すると15万6800円。なお、Retinaディスプレイ、Touch ID非搭載モデルも、9万8800円で継続して販売する。

 縦19.7×横19.7×厚さ3.6cm、弁当箱程度のサイズの「Mac mini」は、4年ぶりの新モデルとなり、性能を大幅に強化。また、BTOオプションとして初めて10Gbイーサネットを用意した。
 
4年ぶりにモデルチェンジした「Mac mini」。
最大6コアのCPUなど、こちらも大幅なアップデートが行われている

 インターフェースは、Thunderbolt 3(USB Type-C)、USB3.0、HDMI 2.0、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠の有線LANポートなど。税別別格は、CPUに4コアの第8世代インテルCore i3、メモリ8GB、128GBのSSDを搭載した最小構成で8万9800円。

 なお、カスタマイズ可能なオプションのうち、すべて最も高額なものを選ぶと、価格は46万3800円となる。