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【会見速報】エレクトロラックス、業界初の重心を上下に動かせるスティッククリーナー

新製品

2018/10/23 11:14

 北欧スウェーデンの掃除機メーカー・エレクトロラックスジャパンは10月23日、業界初となる重心部分を上下に動かせる「スライドユニット構造」を搭載したスティッククリーナー「Pure F9(ピュア・エフ・ナイン)」を発表した。11月2日から全国の家電量販店などで発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は、運転時間が最大モードで約17分の「PF91-6BWF」が約8万円前後、最大モードで約15分の「PF91-5OGF」が約6万円前後の見込み。PF91-6BWFはサテンホワイトとマホガニーブロンズの2色。PF91-5OGFはアイロングレーの1色となる。2004年に発売してから世界で1300万台以上を販売した2in1タイプの「エルゴラピード」以来の新ラインアップとなる。

重心が上下に動かせる「Pure F9」シリーズ

 長岡慶一社長は、「われわれのコーポレートミッションは、消費者の生活をちょっとだけ豊かにさせてあげたいというもの。エレクトロラックスらしい製品が完成し、旧来型のキャニスターが不要になるのではないか。Pure F9は、スタミナと吸引力を兼ね備えた掃除機。また、下重心と上重心を選べるようにしたのがポイントだ」と自信を示した。
 
「キャニスタータイプは不要になる」と語る長岡慶一社長

 スティッククリーナーには、ダストボックスや駆動部が上部にあったり下部にあったりする2タイプに分かれる。エレクトロラックスジャパンでは、これまで最も時間のかかる床掃除のときの体感重量が軽く感じる下重心タイプを採用してきた。重心が低いため自立し、収納しやすいといったメリットもあった。しかし、ベッドの下などを掃除する際に引っかかり、掃除がしにくいというデメリットがあった。

 Pure F9のスライドユニット構造は、ワンタッチで体感重量わずか0.9kgの下重心スタイルと、ヘッド部の高さが8cmで本体を床と水平に倒ししてもヘッドが浮かない上重心スタイルに変えることができる。掃除のシーンに合わせて、上重心と下重心が自在に変えられるのだ。
 
「スライドユニット構造」で上重心と下重心を選べる

 また、本体の高さは約84cm~120cmに伸縮するので女性や男性でも使いやすい高さに調節できる。

 上位モデルのPF91-6BWFはターボパワー・リチウムイオン電池36Vを搭載。運転時間は最大モードで約17分、通常モードで約30分、低充電モードで約60分のスタミナを実現した。充電時間は約6時間。本体サイズは幅136mm×奥行き216mm×高さ741mm。本体質量は3.2kg。