従来の不満を解消する完全自立型ロボット掃除機「PUREi9」

 北欧スウェーデンのエレクトロラックスの日本法人エレクトロラックス・ジャパンは、高性能ロボット掃除機「PUREi9(ピュア・アイ・ナイン)」を3月2日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は13万円前後の見込み。


PUREi9

 従来のように、事前に床上にあるものを片付ける必要のない、「完全自立型新次元ロボットクリーナー」と位置づける。

 カメラと2方向のレーザーによる独自の「3Dビジョンテクノロジー」を搭載し、真っ暗な部屋でも360度全体を把握する位置認識と床上の障害物を3D検知する障害物認識を同時に行い、まるで人間の目で見ているように障害物や床上のコード類を巻き込まずに、効率よく清掃する。
 

カメラ+レーザーによる高性能3Dセンサで障害物や段差を正確に検知する

 高性能3Dセンサによって、床上の障害物や階段までの距離を正確に計算し、2.2cmまでの段差も立ち往生することなく乗り越えられる。本体は「トライアングル・トリニティ・シェイプ」と名付けた三角形構造で、この構造と独立したサイドブラシで、しっかりと部屋の隅のゴミまで取りきる。

 また、「スマート充電&お掃除再開システム」として、運転稼働時間に関係なく、部屋全体がきれいになるまで継続して掃除を続ける仕組みを採用。Wi-Fiに接続していれば「PUREi9 専用アプリ」を使って外出先からも操作できるようになった。
 

遠隔操作やロボット掃除機本体のソフトウェア・アップデートができる「PUREi9 専用アプリ」

 運転時間は通常モードで約40分。充電時間は3時間だが、充電が必要になると自ら充電台に戻り急速充電(2時間で90%充電)が可能になった。カラーはソフトサンド。サイズは幅325×奥行き280×高さ85mm、重さは2.5kg。